<今夜はパラシュート博物館へ -THE LAST DAVE TO PARACHUTE MUSEUM-  森 博嗣  集英社>

 

  

総合評価 ★★★

完成 ★★★

創造 ★★★

残留 ★★

衝撃 ★★★

価値 ★★★

鋭敏 ★★★

 

森氏の3冊目の短編集です。

8編で構成されるのですが、そのうち最初の3編がシリーズものの登場人物をつかった短編でしたが

いつものキレがないように思えましたけど・・・・気のせいでしょうか?

とか言いつつ第2話なんかは結構おもいっきり騙されたんですけどね(深読みしすぎで)。

3話目はS&MシリーズとVシリーズの登場人物がリンクしているし。

 

4話目なんかは遊びが入っていてと言うか遊びだけで構成されていてわりと好き。

5、7、8話はいつもの森氏の作品らしく幻想的な感じ。

6話目「卒業文集」だけが何を言いたかったのかいまいち不明というかなんというか・・・

考えたんだけどよくわからなかった。

 

全体的に見ると印象度の薄い作品が多きかもしれませんね。

時間が経つと大部分を忘れてしまいそうです。

 

以前はこの人は短編の才能がないな!などと思ったりもしていたけど、

少しずつ森氏の短編も好きになってきてるかな?

 


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