<長い家の殺人   歌野晶午  講談社文庫>

 

 

総合評価 ★★★

完成 ★★★

創造 ★★

残留 ★★★

衝撃 ★★★

価値 ★★★

鋭敏 ★★

 

学生バンドのメンバーが合宿先の1室で1人いきなりと姿を消した。

そして翌日、彼は死体となってその部屋で発見された。

きなり消えた死体が出現するわけだ。

 

何というか、もう間取りでトリックの半分ぐらいは想像できてしまうのだが。

なんかこう、凄いガッカリ。

話のバックグラウンドのようなものも、とってつけたような感じで好きになれなかった。

 

しかもここで使われているトリックって他で見たことがあるような

気がするんだよね、気のせいか?

なんだったかなテレビとかで見た記憶があったんですが・・・。

 

トリックがわりとわかりやすいものであれば、文章や演出でうまくカモフラージュして欲しいところ。

 


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