法事の旅 <札幌〜稚内> 2002年2月23(土)〜25(月)

 

 

2月24日(日)に法事がありまして、母親と2人で日本最北端の街「稚内」に行って来ました。

(父は稚内に単身赴任中、妹は受験関係により留守番。)

 

25日(月)は忙しいのに休みを頂きました。

つーか、そんな事を気にしていたら、うちの会社一生法事に行けませんから。

23日に電車で出発して25日に戻ってきました、そんなちょっとドタバタした3日間をまとめてみました。

 

 

 

<準備とお土産>

 

平日とそれほど変わらない起床・・・稚内行きの電車は昼12時20分。

本来ならのんびり準備で間に合うのだが、親戚一同へのお土産をまったく買っていないので

デパートに開店と同時に入れるぐらいの時間に出発を考えいたのですが・・・。

うちの母に限って予定の時間通りに行動できる事はない(予測通りなのでもはや腹も立たない)。

デパートの店員がズラッと入り口に並び、「いらっしゃいませー」と言うのと見たかったと

母は文句を言っていたが・・・「原因は自分だろ?」とは突っ込まなかった(朝は眠い)。

 

お土産を買う店は札幌駅すぐ近くの東急に決定。

札幌駅で荷物をロッカーに押し込み、のんびり札幌駅でとある学校の卒業研究展示をのんびり眺める。

↑すでに間違ってる・・・・、だから時間ないんだってば(あほな二人)。

 

ちょっと焦り気味で東急へ。

ざぁーっとお土産を見てまわるがなかなか決まらない・・・・優柔不断コンビ本領発揮。

いや、お金に余裕があればさ、別に迷ったりしないんだよ。

相手の事を考えて、考えて、考えて、考え抜いてるわけです。 ←自分をフォロー

でも、時間がなくなって選んだものは・・・普通にお菓子とか・・・・(笑)。

いったい何を考えまくっていたかも今になっては疑問だ。

結論を言おう、優柔不断な上に、センスもない!

 

まぁ、なんとか親戚分のお土産を買いました・・・紙袋を8袋ぐらいぶらさげ退散。

どこをどうみても道外観光客の姿です・・・あぁこれから飛行機に乗って帰るんだなぁーって

感じにしか見えなかったと推測します。

でもね、稚内って道外とそれほど変わらないんですよ。

だって飛行機を使えば、東京へ行くのとそれほど変わらないもの。

それにしても、ちょっと買いすぎです。

 

途中の札幌駅地下のお土産屋さんでお土産を入れる巨大なお土産袋買いました(笑)

 

 

だらだら、やってたら、電車の時間ギリギリだった。指定席とっておいてよかった。

稚内など誰も行かないと思っていたのだが、案外混んでいましたね。

で、当初電車の中でHP関係のお仕事(?)をしようと思ってブーメラン1号(ibook)を

持って来たんですがね・・・大半は寝てました・・・。

稚内に着きそうになってから少しだけ執筆活動(?)。

予定時刻に無事到着・・・予定よりも早くはならないが、遅れる事も滅多にないのがいいですね電車は。

 

 

 

<11年目の再会>

 

稚内について荷物を単身赴任している父の家(公宅)に置き、待ち合わせ場所に。

中学時代の親友と会う約束をしていた・・・中学の時に転校して以来一度も会っていない。

数年前に電話で一度話し、最近携帯電話のメールで何通かやり取りしただけだ。

6時半の待ち合わせだが、仕事が遅れているようなので、ちょうど待ち合わせ場所の近くにある

祖父母の家で待機し待つ事30分・・・連絡こない・・・。

祖父母の家で既にビールを飲んでお刺身食べてちゃってたりして・・・。

 

一時間遅れでやっと電話が来ました(遅い)。

待ち合わせに場所に急いで行くと、11年間まったく会っていなかったのにもかかわらず直ぐにわかりました。

わかるもんですね。

ただ、私の背がやたらと伸びていた事に吃驚したようです・・・昔はチビだったからなぁ。

で、飲み屋に入ったのですが、

なぜかつぼ八・・・稚内につぼ八があったのも驚きだが、つぼ八を選んだのはもっと驚き。

まぁ田舎だからなぁ・・・嫌いじゃないけどねつぼ八(チェーン店)。

 

とりあえずビール飲んで(おやじ化?)いろいろ話をしてました。

何度テーブルの呼びボタンを押しても店員が注文を取りに来なくてビールだけで本当にしばらく

話してましたね(笑)、あの店はもう行かねぇ。

 

最初はそれぞれの近況を報告したりして。

この友人すでに2度目の結婚をしていて2児のパパ・・・少しショックかな?

 

それから、昔話をしてその後の友達の動向を聞いたりと、再会会話のフルコースな感じ。

つぼ八で。

 

私  :「いや〜T君どうしてる?」

友人F:「たしか結婚したよーまだ、稚内にいるよ」

友人F:「ほら、Hのこと覚えてる?」

私  :「あぁ、うん、覚えてる。何してるの?」

友人F:「子供できたらしいよ」

私  :「へぇー」「じゃーNさんは?俺の初恋のひとなんだよ」

友人F:「わかんないな〜多分稚内にいないとおもうぞ」

私  :「Tさんは?、初めて両思いになった人なんだよー」

友人F:「あー確か結婚して子供もいるよ」

私  :「そっかー」

その後も次々と懐かしい人たちの話になったが、友人から帰ってくる言葉は、

「知らないなー稚内にいないんじゃない?」

「結婚したよ」

「子供いるよ」

「結婚したよ」

「結婚したよ」

「結婚したよ」

   ・

   ・

結婚、けっこん、ケッコン・・・・・。

どいつもこいつもみんな結婚してるじゃん!?何なの?

もしかして俺って行き遅れている?まだ、25歳だよ。

 

田舎ってやる事ないからだと分析。きっと出来ちゃった結婚ばかりに違いない!

友人Fも出来ちゃった結婚みたいだし(笑)。

現実逃避してもやや空しくなる。

 

 

 

<帰り道>

 

そんな昔話をしていたら、時間もあっという間に10時過ぎですよ。

すっかり忘れていたんですけど、稚内はバスがなくなるのも早い(別に消える訳じゃない)。

 

友人のバスならもうないぞ!の一言に結構ショックを・・・・。

この時点で徒歩orタクシーの2択?

まぁこの辺は無難(?)に徒歩を選択、たいした距離ではないさ。

父親の家はちょうど私が通っていた小中学校の直ぐ近く。

今飲んでいた場所は昔住んでいたアパートとそれほど離れてはいない。

つまり、小中学生の頃に毎日歩いていた事になる。

 

あいかわらず昔話をしながら、昔の通学路を歩く。

途中で友人Fはコンビニでお米を買っていました・・・5kg・・・生活感あるなぁ。

私は酔いさましのポカリ。

10時過ぎにはもう夜道を歩く人もあまりみかけない。

そんな人気のない道を米5kg持った友人はやたらと浮くな(笑)。

 

あのころの通学路はだいぶ変わっていた。

もと線路だった場所が道路に変わり、木造の橋はコンクリートに変わり場所も移動していた。

小学校はすでに建て直されてしまったが、中学校はまだあの頃の同じ校舎が残っていた。

学校前にはスケート授業で使用されたスケートリンクが・・・もう氷ではなくなっていたけど・・・。

 

家に着いた時には11時を過ぎていた。

30〜40分近く歩いたのか・・・今考えると小学生にこの距離を毎日歩いていたのか。

偉くない? 偉くないね。

さて、さらに10年後にはどうなっているのだろうか?

そんな事を考えながら深い眠りに・・・Zzzz。

 

 

 

<この家は>

 

朝はわりと早めに起きた。寒くて。この住宅さ、断熱材ないんじゃない?

ストーブがなければ家の中で凍死が可能かもしれない(これはウソじゃない)。

 

間取りは3LDK・・・単身赴任に3LDKってのも凄いよな、まぁ最高にオンボロだけど。

洗面所がない、脱衣室がない・・・この2つさえ改善できればそんなに悪い家でもないかもね。

居間、ダイニング・・・古いテレビに、スプリングの落ちたソファ。

1物置部屋・・・あ、ひな人形、五月人形発見・・・もう飾らないんだろうな(笑)。

2客間(書斎)・・・本棚、ディスク、洋タンスには使用されていない衣類や物。

3寝室・・・タンスや衣類があるだけ、押入には何がはいっているのやら。

お風呂・・・足の伸ばせないせっまいお風呂。

 

一つだけいえる事は独りで住むのには広すぎるはずなのだけど、どの部屋もなぜかものが満杯

捨てなさいよ!いらないものは。

 

 

 

<法事へ>

 

ささっと食事をして正装に身を固め出陣(固められたつもりなどないのだが)。

つーか母よ、本当にそのチャックのしまらないスカートをはいていくのか?

 

いや、短時間だからいいというものでも・・・・。

本当に短時間だからいいよ!と言ってチャックの閉まらない昔のスカートをはいて行くらしい・・・。

 

なんちゃらというお寺だったなたしか?<いまだにお寺の名前も何の宗教かも覚えていない。

オオム真理教でないのだけは確か。

お寺に着いたら、遺骨をだしたり、座布団並べたりいろいろ準備。

 

案外このへんの儀式に関しては誰も詳しい事をしらないので・・・親が死ぬまでには覚えましょう。

まぁうちの親の希望はハヤリの「宇宙葬」らしいので心配無用だな。

だいたい墓やら骨堂なんてこのまま増やしていったら、国中墓&骨堂だらけになるわ!

 

遺骨を出してくるように頼まれた母に親戚から

「となりの家のを持ってこないでね!」と強く念を押される当たり、うちの母がどんな人物なのか

容易に想像できるかも知れない。

 

法事の方はお寺の段取りが悪く、まだ準備が出来る前にお経は読み始めるし・・・滅茶苦茶。

遺影をまだ、飾ってなくて、しかもどこに置いていいのかわからなくてお経を読む坊さんのまわりを右往左往さたり・・・。

まぁ、本当に身内だけの法事なのでOKって事で。

半数の人間が途中で正座出来なくなる状態。

我慢した人間も立ち上がり際にヨロヨロ。

 

法事が終わって気がついた事一つ・・・父よ靴下が白だ・・・・。

 

まぁ、ネクタイが赤よりはましだとは思うが、いい社会人がなにをやっとる・・・恥ずかしいよ。

ドタバタメチャクチャ法事終了。

 

 

 

<勝負の宴会(酒の陣)>

 

さて、法事が終わっていったん着替えに帰って宴会場に。

ちょっと場所が遠くて、みなんさん車。

車に乗って宴会に行く場合は当然犠牲者がでるわけです。

つまり運転手はお酒が飲めない。

ちょうどよく家族に一人お酒を飲めない好まない人がいれば万事円満におさまるのだが、

我が家は3人とも車の運転が出来る上にお酒好きときたもんだ。

いつもの事だがかならず誰かが犠牲(生け贄)になるわけです・・・だいたい私ですが(苦)。

 

母の運転する車に乗るのはジェットコースターにベルトなしで乗るぐらい危険

いままでにまだ数回しか事故を起こしていないのがむしろ奇跡的。

父も私も命と酒を天秤にかけなければいけない。

 

ふっ、死ぬのが怖くて酒が飲めるか!

無類の酒好きおやじはいつも絶対に譲らない、つーわけで、母vs私の一騎打ちなのですが、

今回はいつも運転している私に断然部がある。

案の定、私の「たにはさぁ〜・・・」の言葉に母敗北。

そんなやりとりが宴会場につくまでの車の中で繰り広げられていた。

 

さて、いざ宴会場に到着。

着替えに時間がかかったうちの家族を待たずにさっさと宴会は始まっている。

すでに乾杯も終了してみなさんガツガツ食ってるし・・・。

料理がびっしりテーブルに並べられていて隙間がない。

う〜ん、エネミーラインはどこだ?

いったいどこからどこまでが自分の料理なのか判別が難しいなぁ〜。

うかつに踏み込むと生きて帰れるかわからなので・・・しばらくは慎重に。

 

まぁ、どうせそのうち席も移動してどうでもよくなるだろう!

カニと天ぷらに口を付け

おー久しぶりの酒だ〜とビールを小さなグラス1/4ほど口に含んだとき、

別の席からとんでもないお言葉が・・・

 

母:「ごめんお酒飲んじゃった!頼むねー!!」

 

ぶーっっっっっ!(口に含んだビールを吹き出す)。

 

まてまてまてーちょっとまてー!

おい、車はどうするんだよ!

はっ!父の方を見るともう既に遅し・・・・・・・。

 

えっ?俺?車運転決定。結局これかよ。

 

我が家の家訓1・・・・早い者勝ち!

 

 

ちきしょう!久々の蟹に目を奪われたのが敗因。

くそ、車の中でトドメをじゃなくてクギをちゃんと刺しておくべきだった。

まさか謀られた?・・・まさに油断大敵。

 

その後、やけ食いに走った事は容易に想像が可能である。

 

 

 

<勝負の宴会(子守の陣)>

 

ちょっとふて腐り気味にしばし食事を楽しむ。

1/4ほど減ったビールのコップが目障り&目に毒だ。

ゆっくりと食事を楽しみたいのだが、世の中そんなに甘くはない。

 

半分近く食べ終わったあたりで敵襲。

 

原子力潜水艦・・・音響魚雷で攻撃。

愛称「レイナ」♀・3歳

扇子をもって歌うエンターテイナー・・・自称「加護ちゃん」

3歳にしてモー娘に脳の半分を占拠されている。

ただいま彼女の中では「ひなまちゅり」が大流行、オリコンランキング3週連続のトップ。

ブッチギリの1位。

ちなみに第2位はアイフルのCMらしい(なんだそりゃ)。

・・・

踊る、歌う、膝の上に乗る、肩車・・・・。

しかもスタミナ抜群・・・原潜・・・・永久機関・・・燃料切れはないのか。

まじ勘弁してくれ。

 

 

F-117 ステルス戦闘機 

愛称「キナ」♂・4歳

・・・

こいつはまじでやばい・・・4歳にしてすでに小学生並みだ。

まず体が凄い、幼稚園児にして出っ張ったお腹。

親戚一同に小型千代大海といわれる、体に気性の荒さ。

怖いのは渾身のブーメランフック、そして強烈なローキック

つーかなんで本気で攻撃してくるんだ?

それもいきなり後ろから。

攻撃してくるのがわかっているのならば、それほど驚異ではないのだよ。

いくら体格がよくても保育園児に正面からやられるほどもうろくしてない。

 

こっそり近づき、いきなり背後からブーメランフックはやめい!

男なら正々堂々正面からいかかってきなさいって、もう。

 

にしても4歳児なのだが、体はすでに4歳児ではない!

今すぐにでも相撲部屋に入門とか言われているぐらいなんもんで。

 

親戚一同こいつの才能をいかし武道の類を習わせようと画策しているらしい。

たしかに何かやらねば勿体ない体だ。

問題は何をやらせるかなのだが、

1.相撲部屋入門

2.柔道

3.空手

4.K−1

たしかにごもっともだ。

だが私は基本的にはどれも反対だ。

たしかにあの恵まれた体を生かさなければもったいないとは思うのだが、

もしやつに武道なんて習わせた日には

 

親戚中怪我人だらけになるのは必死だぞ!

 

 

今はまだいい、しょせん4歳・・・でもな武道を習った2年後

私はやつとやりあって無傷でいられる自信がない。

4年後にはもう実家に帰る事はできないとではないかと・・・・。

 

提案。

 

武道を習わせる前にだな、

 

茶道、書道、華道の類を習わせ、まず心を鍛えるのが筋ではないかと。 

 

 

従兄弟の子供・・・・私との関係はハトコになるのか?

 

 

 

<団欒の食卓>

 

宴会が終わり、文句をぶうたれながら車を運転。

父は既に酔っぱらい、沈みかけている。

 

父のアパートに帰る前に、従兄弟が最近新築した店舗併用住宅を見学・・・新築祝いも渡さなきゃね。

従兄弟ってのはF-117ステルス戦闘機小型千代大海こと「キナ」君の父上の家だったりもします。

奥さんがまた豪快な人でわりといい人です。

 

結構いまどき(?)な感じもするし、一瞬元ヤンキーかな?なんて疑ったりもしてしまいますが、

いい人です。

 

あの母があってこの子ありと言うことですな。

で、キナ君の部屋を覗いてみるとですね、あの体格に似合わず、ゲームばっかりじゃん!

プレステ、プレステ2、任天堂64、セガサターン。

そのうちXBOXも揃っているかもしれません。

少しは運動して痩せなさい!幼稚園児で出っ張ったお腹はまずぞ絶対。

相撲取りになるなら話は別だが。

 

一通り見て回ったところで、夕食を一緒に外で食べる約束をして一端別れた。

さっきまガツガツ宴会で食べていたのにまた食事か・・・・。

 

そして数時間後、食事処に集まったのはさっきの宴会メンバーのほぼ半分・・・また宴会かよ?

アパートに帰って沈没した父は留守番(?)決定。

 

みんなで寿司やらラーメンやら頼んでドンチャン。

 

永久機関「レイナ」は相変わらず歌い続けている・・・とても3歳児のスタミナではない。

F-117ステルス戦闘機小型千代大海「キナ」は掘り炬燵に潜り、足に噛み付くと言う非道っぷり。

久しぶりに賑やかで楽しい食卓だった。

 

こんなのを団欒の食卓と言うのだろう、田舎も悪くないな。

親戚が沢山いるってのもいいものだ。

 

一日中食いっぱなしだったな、今日は。

 

 

 

<帰路>

 

どっと疲れが残る朝。

父は今日は普通に会社があるので朝食事を済ませさっさと出かけていった。

母は家の掃除など、普段父がやらないような仕事をせっせとしていた。

 

昼過ぎの電車で帰る予定だ。

その前に親戚の家をもう一軒訪ねる予定だった。

電車の駅にも近いので電車の時間までそこにいるつもりだ、もちろん昼食もご馳走になる予定(おいおい)。

 

ばーっと荷物もまとめて準備、大きな荷物を抱えてアパートを出た。久々にバスに乗る。

さて、ゆっくりバスの中で落ち着いたのも束の間、

お金を用意しようと思ったら、財布がない・・・・ない・・・ない

 

アパートに忘れた?

 

旅行鞄の中もざっと探したが無い!今バスを降りれば、それほどアパートまで遠くない!

母に小銭をもらって降りようとしたが、もうすでに親戚の家の方が近い。

 

大きな旅行鞄を背負って歩くのもつらいので、親戚の家で車を借りることにした。

こうして、親戚の家に入るなり、車を借りてアパートまで。

 

財布を忘れたって時点で、財布に入っている免許が無いわけで、免許不携帯。

かなり安全運転・・・人の車だし。

で、アパートを探したんだけど、見つからない・・・見つからない・・・見つからない。

途中で落としたか?

 

なんて焦ってたら、親戚の家から電話がきて、旅行鞄の中にあったよ!と言われた。

しまった。

マーフィーの法則を忘れてた。

 

「探し物は一番最初に探した場所にあるが、最初にさがしたときには見つけられない」

 

当たってるよ。

思いっきり動揺してか、親戚の車を車庫に戻すときに、なかなか上手くいかず、

しまいには、ブレーキとアクセルを踏み間違えて(オートマ車)、猛烈バック!

車庫の後ろに車止めがあったから事なきを得たが、なかったら、確実に後ろの壁に激突していた。

 

かなり冷や汗がでたね、本気で動揺してたね・・・・。

 

なんか最後の最後までドタバタして、帰路についた。

自分の部屋に入ったときのあの安心感。

 


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