<化粧(メイク)は個人の自由>
化粧は好きですか?私はハッキリ言ってあまり好きではありません!! と言っても派手なものは好まないといった程度です。 だからって他人にどうこう言うつもりはありません。 化粧はつまりファッションであり自己主張であり、他人に自分をよく見てもらうための手段だと思うんですよ。 (たまに全く逆効果な事をして失敗している人もいますが)。
化粧は自分の個性を出すいいチャンスでもあります、 最近はみんな同じメイクをするのが流行っているのか少し残念ではありますが、 それも自分の理想に近づこうとした努力の結果でありOKです(私的には本当に残念ですけど)。
そんなわけで街を歩けばいろいろな化粧をお目にかかれて本当に楽しい。 たまにそれで本当に良いと思ってるの?って思う人にも出会ったりする事も 多々ありますが、その辺は好みの問題なので否定はしません(嫌いだとは言いますが)。 先に言っておきますが化粧はあくまで好みの問題です!!
でも世の中の大人達(主に年輩の方)は黙ってはいられないようです。 厚化粧をする女子中学生や女子高生にたいして、気持ち悪いだの、似合ってないだの、 学生らしくないだのいいたい放題です、それはどれも自分達にとって気に入らない メイク(化粧のしかた)だからです、当然でしょう、おそらく自分達の学生だったころ と比べたら、恐ろしいほど変わってしまったのだから。 ましてや自分の娘に対してであればなおさら口を酸っぱくするかも知れません。 (実際に口は酸っぱくならないとは思うけど)。
ある程度、歳をとると、ある一定の人の為の個性的なメイクから、 周りの人すべてを意識した万能型のメイクに変わるからだと思うわけです。 隣の人にも、道をすれちがう人にも、会社の人にも、多くの人に好まれるメイクを 心がけるようになります、つまり地味なものになりやすい(個人的にはこっちが好きです)。
ただね、良く考えて下さい、自分から見て気に入らないからと言ってそれを 否定して”やめなさい”とか”こうしなさい”と言っていたら、それはもう 押しつけで、他人の個性を否定してしまうことなります。 化粧で人に迷惑をかける事なんてないのですから・・・・(多分)。
化粧はやっぱり誰かに見せるためにする物だと思います、 そこにはいろいろな思惑があるはずですが、それは人によって違います。 周りの人すべてに良く思われたい、目立ちたい、友達に誉められたい、 好きな人に気に入られたい、他人を遠ざけたいと言う人だっているはずです。 当然ですが、一部の人に気に入られたいのであれば、その人の気に入っている化粧に、 周りの人すべてに気に入られたいのであれば、出来るだけ多くの人に好感が持たれる化粧になるはずです。
ある人にとっては気持ちが悪いメイクでも、違う人にとっては最高のメイクかもしれない。 それぞれ好みがあるのです、だから下手なメイクがあっても悪いメイクはありません。
もちろんこれは何も化粧だけのことではなく、服装やアクセサリー、髪型にも言えることです。
だから私は何も言いません。
例え妹(17歳)がどんな格好をしていても(苦笑)。
ピアスの穴を開けまくろうとも。
髪を茶髪に染め、パーマをかけようとも。
口紅がはみ出していようとも。
目の上が青くなろうとも。
目の周りが黒くなろうとも。
顔にキラキラ輝く粉がまぶしてあろうとも。
あきらかに書いたと直ぐにわかるおかしな眉毛であろうとも。
つけまつげをつけて、まつげが二重になっていようとも。
・ ・ ・ ・ 決して何も言うまい(笑)。
2001年7月1日 |