<ヌードカレンダー> 今年も年末がやってきました。 忙しい季節です、それに拍車をかけるのが年末御挨拶。 ここぞとばかりに来客たくさん・・・いらんつーの。 既に貰った名刺をまた持ってこなくてもいいし・・・無駄な事この上ない。 でも、嬉しい事もあるんですよ。 それはカレンダーを持参してくる事。 もちろんカレンダーを置きにくるだけの人もいるぐらい、
一つのイベント化しています。 うちの会社では一通り集まると、会社で使う分を先に決めて
残りはみんなで山分けしてもいい事になっているんです。 建築系なので事務的な物ばかりではなく、建築の写真だったりで、結構かっこいいのです。
会社で使う物は応接室に貼るもの以外はすっごい事務的なやつ。 でも、これは使い勝手はいいので重宝されます。 だれも家には持って帰りませんが。
でも、近年その傾向も変わりつつあります。 まずカレンダーのもらえる数が確実に減っているみたいです、どの会社も経費削減ですね。 まぁなんにもデザインされていない会社名入りのカレンダーなんて もらってもそれほど宣伝効果は無いと思いますので 正しい選択かもしれません(笑)。 で、上司から聞いた話なのですが、その昔、ヌードカレンダーなるものがあったそうです。 まぁ、単純にカレンダーの絵の部分が女性の全裸写真になっているだけという 単純明快なカレンダーなんですけどね、う〜ん凄いスケベ根性。
でも、スケベが数々の功績をあげてきた日本ですからしかたがない(笑)。 ビデオとかパソコンとかね。 それである年、その上司がとっても気に入ったヌードカレンダーをある会社が持ってきたらしい、 新年に飾るのを愉しみにしていたらしいんだけど、いつの間に誰かが持って行ってしまった らしくなくなってしまったそうです。 それで諦めきれないその上司はその会社に 「もう一つカレンダーをくれないか?」と 頼んだらしいんですね(すごい根性です)。 そうしたら、もう無いと言われたらしい(本当になかったかどうかは知らないが)。 で、怒った上司はそれ以降その会社の製品は一度も使っていないと言う。 恐るべしヌードカレンダーの威力。 たかだかカレンダーと舐めると痛い目に遭いますよ、ほんと。 そんな影響力が絶大なカレンダーもセクハラと言う事で衰退の一途をたどり消え去ったそうです。 世の中スケベばかりがはびこるってわけじゃないみたい。 で、その上司、今年はどこからともなくこの絶滅気味のヌードカレンダーを手に入れまして デスクの前のパーテーションに堂々と貼り付けるつもりようです・・・。 会社に貼るのはやめないさいって。