<ジベタリアン 〜地べたに座る人達〜>

 

たしか地べたに直に座る人たちの事をジベタリアンと言うらしい。

正確には誰かが勝手につけたんだけどさ。

 

でね、そんな人達を批難する人達がたくさんいるんですよ。

私はジベタリアンでもなければ、批難する人のどちらでもないので、

どちらの気持ちも理解はできないのだけど。

 

地べたに座る人達に直接聞いたわけではないけど、まぁ、とくに理由はないと思うの。

いや、それは立っているのが疲れるとかそういうのはあるかも知れないけど。

基本的には地べたに座ることは禁止されているわけではないからね。

その人の自由だと思うよ。

 

批難する人達に言わせれば常識が無いと言うことになるらしい。

みっともないとか、汚いとか、だらしないとか、まぁ言いたいこ事はわかるつもりです。

 

でも彼等、彼女達がやっていることはそんなに悪いことだろうか?

常識ってなんだろうか?

私の見解としては常識ってのは他人に迷惑をかけないための最低限の知識だと思うわけ。

だからみっともないとか汚いとか、だらしないとかそんなのは人を批難する条件には

該当しないような気がするんですね。

ちょっとニュアンスが難しいのだけども・・・・。

 

たしかに見ていて気持ちのいいものではありません>私はそう思う。

でもだからといって、自分が気に入らないからと言ってそれを排除する理由にはならないと思う。

自分の気に入らない物を全て排除していたらそれはもう世界は大変なことになる。

またこれは多数決で決まることでも無いと思う。

例え多くに人が賛成したからとか、だれだってそう思っているからなんて通用しない。

あくまで個人の自由が許される範囲の事だと思う。

 

ただ、それによって誰かが不利益を被ったりした場合は違います。

よく遭遇するのは、地下鉄の通路の階段に横一列に通路を塞いで座っているやつら。

これは批難する対象になると思う。

こんなやつらを見つけたら、後ろから蹴飛ばして階段下まで突き落としてやりたくなる。

っていうか突き落としてもいいと言う法律を作るってのはどうでしょうか?

 

このように常識ってのは人にたいして迷惑をかけないようにする知識だと思う。

不快にさせるさせないと言うのはちょっと微妙ですね、だって人によって不快の感じ方が違うからね。

 

私に言わせれば床に座ってパンツ見せながらたむろしている女子高生よりもたちの悪い人間はたくさんいます。

たしかに床に座っているには目立つので目が行きがちですが、迷惑度から考えると

それほどひどいものではないようなきがします。

批難する人々にはもっと本質を考えて欲しいですね。

 


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