安藤恵一のG1レース競馬予想 エリザベス女王杯
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エリザベス女王杯レース回顧
先々週行なわれた天皇賞は、近年稀に見る凡戦であった。超スローの展開に一流馬が揃って動こうとせずにヨーイ・ドンの直線だけの競馬。それに比較すればエリザベス女王杯は、オースミハルカが一人旅の逃げ、スイープトウショウの差しとそれぞれの持ち味を活かした競馬であった。女王の栄冠に相応しいスイープトウショウの堂々たる競馬であったと評価したい。それに対して1番人気に支持されたエアメサイアは直線だけで5着と評価する向きもあるかもしれないが、明らかに武豊騎手の騎乗ミスと言わざるを得ない。天皇賞の時もそうであったが、スローな展開なら馬順を上げるところをどうして下げる必要があるのか判らない。苦手と言うか臨機応変の柔軟力が最近欠如していると思えてならない。前日の土曜京都11R清水ステークスでトップガンジョーで見事、京都外回りで内差しを決めたが、それを狙ったふしが3角から4角の騎乗を見るとうかがえる。しかし、中途半端な形で内差しもならず、直線だけの競馬になってしまったのは残念でならない。 自身の5連覇という偉業をかけたエリザベス女王杯であったとしても、もっと勇気をもって王道の競馬をして欲しかった。エアメサイアは、今年はこれで休養に入り来年という事であるが、来年こそは王道の競馬で栄冠を掴んで欲しいと願う。