● その二 ●
 
   みなさん学校って七不思議とかありますよね。
   昔 中学1年生の頃タマはどうしても七不思議が本当か知りたくて
   真夜中の0時にたった一人で校内を探索した事があるんですよ。
   (真夜中0時になんで学校にいたか・・はその年の区民祭り用の立て札のイラスト描きに抜擢されて
   指導の美術の先生とPM10時頃に待ち合わせをしてずっと作業してたため☆)
   学校最上部にある講堂で作業していたのですが 最初は担任の先生とか祭り関係者とかがワラワラいて
   賑やかだったのが いつのまにやらみんな姿を消してて・・(みなさん誰かが残ってると思って帰ってたんですよね;)
   美術の先生までもPM11時30分くらいに
     「今日は用事あるからこの辺で帰るね・・あっ校内に誰かいると思うから(笑)」てな感じ;
   まあ母が迎えに来るとか言ってたから待ってるか・・とか思っているうちにこっちの作業も終了。
   ・・・0時きって母も一向にやって来ない様子だし・・
   それでその時ふと・・・思い出したのは0時以降の七不思議・・・この機会を逃す手はないかもも☆
   (魔が差したんですね)

   てなわけで散策開始!!・・となったわけです。定番の13階段とか・・・4階トイレの鏡・・
   首の舞う階段・・・音楽室、標本室は鍵かかってたぞぉぉ〜(TT・・3階トイレの花子さん呼び出し☆
   (話しの詳細は機会があれば;)
   七つ目って知らなかったので・・放置。(七つ目って知らない人多かったりしません?すべて聞くと
   いかんと言ういわくがあって誰も教えてくれない事なかったでした?)あっついでに校内は
   一切電気つけずにいきましたでっす☆延々と真っ暗;
   何も起こらない・・・日頃の行いがわるいのかな・・と しおしお真っ暗な1階玄関の方へ・・
   その時やっとこ気がついたんですよね。
   あれ〜宿直室の先生までいない!。って事は完全に今わたし学校にひとりきりなんだ☆オオオ!

   一瞬感動の後・・玄関の外の方でけたたましい女性の笑い声が!?心臓止まったのはその瞬間だけでした;

   なんとうちの母が宿直の先生と話しこんでいた・・・とこんな感じでした。(大笑)

(図1)

疑惑を残した発表会も終わり 3日も経ったある日

夕食をとりながら母が唐突に

「発表会の時奇妙な話しをして平〇先生に
叱られたやろ?昨日先生からわざわざ誤りの
電話がきたから・・何事かと思ったわ(笑)」

どうやら母の聞いた話しによると
そこの舞台では毎年
誰も待機するはずのない時間帯に
同じ場所で黄色いチュチュの女のコを
見たと証言する
生徒が必ず一人はいるとのことで
(毎年噂にならないよう先生が生徒を適当に
ごまかして押さえ続けてきたらしいですが)
今年のわたしをいれてどうやら5人目
だったらしいです。

わたしの発言で他の生徒達が混乱することを
恐れた先生はどうしてもああいった態度で
誤魔化さざるを得なかった・・と言う事らしいです。
(誤りの電話に関しても「たまよちゃんには
内緒に御願いします」と言われていたにも
関わらず・・・ 母からするとわたしは
それだけ鈍感で安心な娘だったんだろう
なぁ・・〔実は繊細な子だったらどうする気なんだ〜;〕

「誰にも話さんようにね(笑)」

と 釘だけさしてさしてひたすら笑っていた母でした;)

各地で演技指導をして回ってる先生には
舞台にまつわるあらゆる噂などには随分慣れて
いたようですが そこのホールの出来事に
関してのみだけは・・
さすがに不気味に思っていたと言う事です。
後 何故母にのみ事情を話したかと言うと
どうやら目撃した生徒の中には怪我をしたり
寝こんだ子もいたとか・・先生なりに
父兄に対して夏休みを用心深く見守ってもらいたい
と言う気遣いがあったみたいです。

舞台って所は不思議ですよね・・タマも昔から
いろんな舞台に立ったり 友達にも舞台の裏方で
仕事をする子がいて色々な話しを聞いたり
しましたが・・

黄色いチュチュを着た女のコはいまもあそこに

たっているんでしょうか・・
● その一 ● 
 
  3歳の頃から小4ぐらいまで タマはバレエ教室なる所に通ってたんですが(想像できないですが本当;)
  教室では毎年1回地元の古い青少年ホールだったかな・・で発表会をやるのです。
    (生徒数が多かった記憶があります)
  その年タマは一人舞台で踊ることになったんですが(その年は闘牛士の衣装にチュチュを
  つけたような可愛い衣装で踊りました。タイトルは「トレロカモミロ」だったかな?)
  丁度第一部プログラム最後の順番にあたって(その後休憩に入るためか)舞台の待機場所にはすでに
  誰ひとりいない状態で出番を待っていたんです。  
  するとやっとこタマの前の順番のコ達がプログラムを終え(一旦内幕が引かれ)
  さあ次ぎは出番だぞっと 舞台中央に客席に背を向けるような感じでひとりポーズをとって待機。
     (中途で明かりが消えて舞台は真っ暗)
  ふーっと深呼吸をして 気持ちを集中させていたら
 
  ふと・・・タマがでてきた舞台の右の袖と対象側の左袖からなにやら視線が・・・

  横目でチラっと目線をやると内幕が幾重にも重なる舞台左側の袖の奥にはっきりと黄色いチュチュを着た女のコの姿が・・
    (真っ暗だったんで 黄色いチュチュと人の輪郭のみがボーっと浮き上がってるような感じでした。)

 
 あれ?誰か待機してる・・年少の生徒が一人紛れ込んだかな・・??と思いつつも
  すぐタマの舞台が始まり照明が明るくなったので客席に視線を移してそのまま踊り始めたのです。
  が 第一部の最終に何故・・・その場所にそのコが待機していたのだろう?? そればかりに気を取られたせいか
  簡単なターンのミスをしたり姿勢を崩してしまったり 色々と目立つミスばかりをいくつか起こして
  あせりながらもそのまま演目は終了。
  第一部終了後 舞台階段のすぐ下で見ていたバレエ教室の先生が踊りのミスについて
     ・・・「何か舞台の袖に気をとられていたね」
  とするどい指摘。 仕方がないのでその時見た通りの事実を話したら・・ 「気のせいでしょ!誰もいないわよ」 と
  何故かものすごい一括!!周りのみんなはびっくりしてこっちを見てるし ものすごい視線で先生ににらまれるし
  で更に意地になって主張すると  「はいはい誰かが間違ってまぎれこんだのよきっと」 と
  さっきの勢いとは一転・・あいまいな口調でそらされてしまいました。

  でもずっと気になってて・・


 
 何故かと言うと そこの舞台は構造が変わっていて 裏の控え室から客席にわからないよう舞台に行くには
  右側の袖から続く一方通行の廊下を利用する他なく 左側の袖は客席近くの非常口から客席を通ってすぐ
  舞台に直接続く小さな階段をお客さんの視線を感じながら昇ったり下ったりしないとだめな構造なので・・
    (階段脇には常に先生が立っていて 非常口も見張られてる状態なので(関係者以外出入り禁止と札も貼ってあるし。)
  あと第一部の終了の折には 完全に締め切ってあったそうです。(右下図参照)
  だから誰かがふざけて舞台直通の階段を上り下りしていればたちまち先生に見つかり叱られているはずなのに・・

←INDEXへ

 く・・暗い;画面が・・(笑) と言うわけで夏の涼しい体験談の頁らしく黒くしてみました;
   まだ絵とか飾りとか目下作成中の殺風景なページですが 気長に更新を見守ってやって頂ければ幸いです;汗
  んで なんでこう言うコーナーを設けたかというと どうやら秋山は昔から奇妙な体験が・・絶えないらしい;
  ・・とこんな感じでなので 作ってみようと思いました;(怖い話しとかばかりじゃないよ〜;逆に怖かった話とか☆) 
  これから秋終盤までどうか御付き合いしてやって下さいです☆