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写真以外のこと

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事の始まり。

 それは昨年(1998)暮にNikomatが壊れたこと。そこで一眼レフカメラを買おうと思っていたところに発表されたNikonF100。組み合わせはSIGMAの70−200mmのHSM。これだけ揃えたら、つい綺麗な女性を撮りたいと思うでしょう(^^)。そしたら今年はモーターショーの年。じゃあ、と夏にスピードライトSB−28を衝動買いしておいてWorld PC EXPO ’99で試し撮り。綺麗に撮れるじゃんと、この東京モーターショーに初見参した次第です(^^)。

東京モーターショー(1999)


 モーターショーに来たのは、実はこれが初めてではないんです。もうひと昔前の話、まだ東京晴海の国際展示場で開催していた頃に、友達に付き合って一度だけ行ったことがあります(年がバレる(^^;)。勿論カメラなんて持って行きませんでしたし、そもそも私、当時コンパニオンを撮れるようなカメラ=単にフラッシュ付き=は持っていませんでしたから。デジカメは勿論のこと、フラッシュ付き写ルンですもまだ無かった気がする・・・(どんな時代だ?(^^;)。当時からコンパニオンは華やかで写真撮っている人も多かったですね。で、今年は、コンパニオンを撮る!という目的だけ(^^)で出かけました。しかも初日23日と、友達に付き合っての30日の2日間も・・・。つい、初めての体験だけにリキが入ってそれぞれフィルムを10本と9本(36枚撮りで)も撮ってしまいました。その割にはいい写真が少ない・・・(>_<)。

10月23日(土)


 さて、その第33回東京モーターショー、一般公開日の初日である23日に早速出かけました。万一失敗してもまた撮りに行けるから・・・(^^)。9:30入りを目指したのですが、地元の渋滞にハマッて、習志野インター出口2km手前の出口渋滞の列に並んだのが9:30。それでも10:00に入場出来ました。朝のうちは人出が少ないだろうと思ったのですが、初日なだけにかえって混んでいた様です(^^)。よっぽど昼下がり位の方が少し空いていた気がしました。まずは、順路通りに一周。外人さんはパスして外車のブースにもコンパニオンが少ない様で、いきなり壁寄りのタイヤやオーディオ、カーナビメーカー等周辺ブースでの、同好のカメラマンの群集にもまれながらの撮影から始まりました。何故かここは多くのカメラマンが通路の部分に遠巻きにして撮影しているので望遠系のレンズで丁度良かったです。目に付いたのはデジカメとビデオカメラ。液晶モニタがあるから目立ちます。コンパニオン嬢も慣れたもので、スチルには視線を据えて、ビデオには手を振る。初心者にはそんな事も発見です(・o・)。

 そして一番端っこまで行ってからUターン。三菱自動車からいよいよ国産メーカーです。さすがに三菱のひな壇(?スロープ)の人混みを見た時は止めようかと思いましたが、ここは結構一方通行でスムーズに撮影できました。一人のコンパニオンさんに対して引きとアップの2枚の写真を撮るのを基本にしていましたが、引きの写真はここみたいにコンパニオンとの距離が近いと引き切れなくて全身が入らない。なんたってワイド側が70mmですし、あんな所じゃレンズ交換なんかやっていられないし、けれど200mmがないと表情のアップが狙えないから標準ズームの出番ではないしということで、引きの写真は殆ど足元カットとなりました。いや、頭上に随分無駄な空間があるぞと思う写真も多いでしょう。これは引き切れないという事ではなく、F100のフォーカスエリアを顔に合わせているからです。何故か。勿論、フォーカスロックはかけているのでシャッターを切る瞬間にフォーカスエリアを顔に合わしておく必要はないのですが、露出をロック連動にしてなかったのでこうなりました。でも後から考えると先にAEロックをかけておいてからフォーカスを決めればいいんですよね・・・(^^; 今度はそうしよう。
 実は、スポット測光で+1補正をかけておいて顔(瞳)で露出決定していました。その所為で測光エリアを顔に置くことにこだわってしまいました。それにしても+1補正はちょっと白かったかなぁ。でも薄暗くてくすんだ肌色よりいいでしょう。但し流石のSB−28でもアンダー点滅してました。それでも撮れることはPC EXPOで判っていたから無視して撮り続けたけれど(^^)。ちなみにアップしている写真のその他のデータは・・・。
 フィルムは全てRDPU、感度はDX任せ(当たり前か)、AモードでF2.8、取り込みはこれまたNikonのLS−1000、リアルサイズ(405×600px)でガンマ(+)と色調補正(G+5、B−10)だけ取り込み時に調整、後はフォトショップのシャープ(強)フィルターをかけてJPG圧縮(標準)で保存、フォトショップ上での調整は実施していません。昔タムロンの28−200mmを使っていた頃はシャープ(強)フィルターをかけるとざらざらしちゃって見られたものではありませんでしたが、今のレンズだと大丈夫のようです。こういう所で光学性能の差が出るようです。
 話は戻って、マツダから先はコンパニオン居ないし、というかタイミング悪くて行くと引っ込んじゃってるし、メインステージは一般のギャラリーが多くて近付けません。早々に諦めました。ま、後からまた回って来るんだけれど・・・(^^;。ダイハツは衣装があんまり好きではないな・・・。この後用品アクセサリーのブースに回るとダンロップ回りが熱い(^^)。カメラマンの熱気を感じて覗いて見ると凄いことになっていました(^^)。完全に撮影会でしたね。原因は一人の女の子(写真参照してね)、迫り来るカメラマンの鬼気に押されて(?)右から左へ移動するとカメラマンの群集が付いてゾロゾロ動く。後ろを通る人が何事かと覗き込んでいくのが面白かったです。凄い異様でした、あ、俺もその一人か・・・。

 そのあとはタイヤメーカーなど小さなブースが集まった一画を廻りました。ブースが小さい分だけコンパニオンが呼び込みのアイキャッチになっているようです。そしてコンパニオンにも3種類。モデル担当、司会担当、接客呼び込み担当。モデル担当はポーズもとってくれるし、カメラマンが集まっていますからすぐ判ります。接客呼び込み担当は、パンフレットを持って通路に出ていたりブースに居て、カメラを向けるとポーズをとってくれるモデル担当兼務みたいな人と普通にしている人といます。けれど、声をかければ、快く撮影に応じてくれるし、近くにいますから撮り易いです。司会担当は撮りにくいですが、何人かがんばって撮りましたね。けれど疲れました。何しろ殆ど始めてのコンパニオン撮りですから。入口近くのファルケンまで戻ったら終了となりました。

10月30日(土)


 そして友達と訪れたこの日。友人を拾って朝食を摂って渋滞にもハマッてメッセに着いたのが11:00。この日が初日の友人とは別れて別行動。大手メーカーのブースは、23日に撮りまくったか、撮れる状況じゃなかった訳で、それは今日も殆ど同じ。だからこの日も早々に諦めました。そして、23日に撮れなかった西ホールの部品メーカーの小さなブースをこまめに回って午前中が終了。午後になってそういえばバイクメーカーのブースがあるはずだ、と北ホールの存在に思い至った次第。そこで、ちょっと離れた北ホールに移動しました。

 北ホールに主会場側から入ると一番最初にあるのが、部品メーカーのたくさんの小さなブースです。メイン通路に面した大手メーカーのブースは、コンパニオンも居て、展示もビジュアルで人が集まっていて、カメラマンも居て撮り易いんですが、裏手に(?)廻った沢山のブースは、コンパニオンも殆ど居ないし、当然カメラマンも少なく、居ても素通りの人ばかり。
 でも、商談客がいなくて手持ち無沙汰な説明員(殆どが男性のメーカー社員です)のうしろに座っている(或いは説明員と談笑している)受付嬢は、なかなか素敵な人が多い。ええい、駄目モトなんだし、接客してなければ商売の邪魔でもなかろうと声を掛けてみると、快く撮らせてもらえます。なんだ、大丈夫じゃんと調子に乗って、全員制覇だとか思いつつ、一つ一つのブースを廻りました。勿論、ちょっと近付き難い所や、接客中の所や、断られる所もありますが結構OKで、たまに同好の志とバッティングして、待ったり諦めたりしつつも沢山撮らせて頂きました。
 とは言うものの、写真を撮られる事はコンパニオン以上に業務と関係無いサービスですから、あんまり粘ってお邪魔してもいけません。加えて、皆さん座っていて全身写真は撮れませんから、撮るのはバストアップ以上の写真に絞って、殆どの方を1枚だけの撮影としました。その為、撮った枚数はそれ程多くありません。やはり、撮る方にも配慮が必要だと思います(^^)。メーカーブースは商談が主目的であって、カメラマンが傍若無人で入り込んできたらあっという間に撮影お断りになっちゃうでしょう、多分。しかし、あとで写真を整理する時にどこのメーカーだか判らなくて困りました(^^;。
 そうして部品メーカーブースの奥にまわるとバイクメーカーの大きなブース。バイクも人気がありますから人も多く、特に国産メーカーの所は展示がかなり奥まっていてあんまり撮れませんでした。でもvespaとハーレーだけは通路から近い所にコンパニオンがポーズを取っていたので、一般の(?)カメラを持った人やカメラマンで大賑わいでした。

 友人との待ち合わせ時間も迫ったので、バイクメーカーは早々に切り上げて北ホールへ戻ります。友人と合流して、帰途についたところ通りかかったTOYOTAのブース。たまたまショーが終って人が入れ替わるタイミング。友達共々、撮るチャンスの無かったショーが撮れそうだと、人込みを掻き分けて、というより本当にタイミングよくすいすいと最前列を取れて次のショーを待つ事にしました。そうしてそのうちまた人込みが激しくなってショーが始まりました。とたんに後ろから凄い圧力が。。。もう、もみくちゃにされながらも撮りまくりました。でも、ある程度撮れても脱出する事が出来ません。とにかく大変疲れました。そして、この年の私のモーターショーは終了しました。


 以降、写真のUPに伴って、まだまだ続く・・・。

 

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