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 - 一般誌掲載記事

勝ち残ることは夢を実現する力にある
グローバルメディアオンライン社長 熊谷 正寿

ネットバブル崩壊以宋、ネットベンチヤーの扱いはざんざんだ。グローバルノディアオンライン(GMO)も例外ではない。上場半年後には時価総額一兆三○○○億日をつけたが、現在では約一三○憶日と一○○分の一まで落ちてしまった。とかくこの世は移ろいやすいものだが、当事者にとっては大きな打撃となった。「初めて、踏むペダルが重いと感じた」と同社社長の熊谷正寿氏は語る。一昨年前まではマーケットのメインストリームを歩んでいたのに今は厄介者の扱いに甘んじている。

人の行く裏に道あり花の山

今、熊谷氏はこの言葉をかみしめている。同社は昨年六社の企業買収を行った。三○○坪から一二○○坪のオフィスに引っ越しも行った。
「このオフィスがいっぱいになるまで買収しようと思った」(熊谷氏) 逆風の中、狂気の沙汰と思われたかもしれない。だが、その裏に熊谷流の入念な計算がある。同社はネット按続業としてスタートしたが、現在はデータセンターとメール広吉の二つを事業の柱として強化している。企業買取もその一環である。2001年12月期の連結業績は売上高九一億円、経常利益一憶六○○○万円と増収減益だが、02年12月期は売上高一一○億円、経常利益一三億円(東洋経済予想)に回復する見込みだ。買取した子会社の黒字化が見えてきたことが大きい。

(中略)

五五年計画で九〇歳までの未来年表に夢を書き込む

熊谷氏は、将釆自分がどうなりたいか未来年表を作っている。

最初に作ったのは二○歳のとき。結婚もし、子供もいた。高校を中退し、一七歳から父親の仕事を手伝った。通信制の大学にも通った。だから、二○歳にして一人四役。夫、父、学生、祉会人の四役をこなさなければならなかった。 では、自介はどう生きるべきか。一生でやりたいことをすべて手帳に書き出した。それを、ヒラミッド型に書いた図の頂点に「経済」二段目に「家庭」「社会・仕事」三段目には「健康」「教養」「精神」とジャンル分けし、未来年表に藩とし込んだ。三五歳までの年表を作り上げた。自分のしたいことは起業。その会社を三五歳までに上場させようと考えた。

(中略 続く)



(中略 続き)

基盤が固まりつつある今、反転攻勢はこれからだ。今、熊谷氏が進めているのはこれからの五五年計画。九○歳までの未来年表も出来上がっている。現在、目指す企業のイメージはAOLタイムワーナー。

昨年4月に社名変更したのは、まさにグローバルにメディアとネットを展開するための意思表示ともいえる。誰もができそうでできないこと。それは夢を描いて実現するカ。 熊谷氏の力量のその一端はすでに証明ずみである。

雑誌名:ベンチャークラブ
掲載日:2002年5月号
ページ :P24,25