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 - 新聞掲載記事
 

GMO M&A今期収益に寄与
1人当たり経常益向上

インターネット関連サービスのグローバルメディアオンライン(9449)の二○○一年十二月期は企業の合併・買収(M&A)に伴う費用が膨らみ、連結最終赤字となった。二○○二年十二月期は買収した子会社の再偏で経営効率を改善、業績の回復を狙う。熊谷正寿社長に今後の戦略を聞いた。

- 前期はM&Aで五社を傘下におさめた。今期も積極的に事業を拡大するのか
- 「投資効果の高いものであれば輿味はあるが、今は買いたい会社が見つからない。それより利益とキャッシュフローを生むことが今期の重要謀題だ。減益や赤字が続けば投資家に見放されてしまう。前期のM&A効果で、今期の連結売上高は前期比二五%増の百十五億円を見込む。連結経常利益も同七倍の十一億円程度に引き上げる計画だ」

- 二○○一年十二月期の連結最終損益は一億千三百万円の赤字だった。
- 「M&Aの責用や未公聞企業などへの投資で評価損を特別損失に計上したためだ。ドメインネームの収益も予想を下回ったが、主力のデータセンター事業などは好調だ」

- 収益拡大をどう実現する。
- 「ドメインネーム(イン夕−ネット上の住所にあたる)の使用権利の更新が五万件以上あると見込んでいる。仮に一件七千円とすれば四億円程度の増収になる。初期投資が完了しているので利益率も上昇する。データセンター事業も月二千件ペースで契約を伸ばしており、一件五万円という前提で単純計算すれば年間十二億円の増収となる」

- インターネット接続事業は苦戦が続いている。
- 「前期の同事業の売上高は三十一億円。今後件敬を増やすのは難しい。ただ、四月からは自社回線をアウトソーシング回線に切り替えるため、契約数を維持すれば年間二億七千万円の増益になる」

- 人員増加をどう収益につなげる。
- 「M&Aに伴い、社員数は連結ベースで約四百人と一年で倍近くに増えた。しかし従業員一人あたりの単体経常利益は二○○一年十 − 十二月期(七十八万円強)に下がった。生産性を引き上げ、一年前の水準(三百万円強)に引き上げるのが目標だ」

- ピア・ツー・ピア(PtoP、パソコン同士を直接つなぎ情報をやりとりする技術)のソフト開発に参入する狙い 。
- 「今すぐの事業化は期待していない。ただPtoPにはインターネットを変える大きな可能性がある」


媒体名 : 日経金融新聞
掲載日 : 2002年03月15日
ページ : 6面
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