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- 新聞掲載記事 |
GMO子会社の体制整備、販促用メール事業本格化。 | |
インターネット接続会社のグローバルメディアオンライン(GMO)はメールを使った販促支援事業に本格進出する。販促メール会社のメールイン(東京・渋谷、西条晋一社長)を子会社化して会員向けに広告メールなどを配信する一方、子会社のまぐクリックをグループ全体の代理店として営業を強化する。ダイレクトメールなどの販促支援は年間八千億円の市場規模があり、新規事業として育成する。
メールインにはこれまで三五%出資していたが、株式交換方式で全額出資子会社にする。九月二十七日付でメールイン株(五万円額面)一株に対し、GMO株(五十円額面)三百二十九株を割り当てる。GMO以外では、サイバーエージェントが五五%、オン・ザ・エッヂが一〇%を保有している。 GMOはメールイン社のほか、懸賞付きメール会社やメーリングリスト運営会社を傘下に持つ。 |
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それぞれが持つ顧客は計百四十万人にのぼる。今後、商品情報などを盛り込んだ販促用メールを企業から受注し、会員の性別や年齢などに応じて送る事業を始める。 営業に際してはメールマガジン広告専業のまぐクリックの業務を拡大、企業の広告宣伝部門や販促部門からの受注活動を強化していく。GMOは紙媒体が中心の販促支援市場の一割が将来メールに代わるとみており、二〇〇五年までに販促メールで約二百四十億円の売り上げを目指す。 株式交換で、サイバーはGMO株の約九%を持つ第三位株主になる。GMOはサイバー株の二三%を保有する第二位株主。両社は株式持ち合い強化でメール関連事業の連携を深める。 |
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