大井川本線車輛紹介
電気機関車
更新 2000年05月17日


 

大井川鉄道にも電気機関車がいます。SL列車の補機や貨物列車の牽引等に使用されています。

 

いぶき500形
 住友大阪セメント(株)伊吹専用線から譲り受けた電気機関車で「いぶき」と呼ばれています。1999年10月上旬に大鉄入りしました。2000年3月18日にお披露目イベントが開催され使用を開始しましたが、三枝鉄道での中部空港建設に伴う土砂運搬輸送のため2両とも三枝鉄道へ旅立つこととなりました。1両は3年間の貸し出しということですがもう1両はそのまま譲渡される予定で、大井川鉄道に在籍したのは僅か半年という短命でした。
いぶき501、いぶき502
いぶき501
いぶき501
(1999/10/17)
いぶき502側面の車号標記
いぶき502側面の車号標記
(1999/10/17)
いぶき502側面の標記
いぶき502側面の標記
(1999/10/17)

E10形
 昭和24年(1949)製の45t機。本線電化時にE101・E102が三菱電機で、E103が日立製作所で製作された。
E101
E101
(1998/07/01)
E102
E102は日差し付き
(1998/07/01)
E103
E103
(1998/11/12)
←E103は、昭和45年(1970)に岳南鉄道に譲渡されましたが、昭和61年(1986)に大井川に戻ってきました。
 なお、2000年3月18日から「いぶき」が運用に入るに当たり、E103は代替廃車が予定されていました。しかし先述のとおりいぶきが三枝鉄道に行くのに伴い、いぶきが帰ってくるまで延命される予定です。

 参考文献:鉄道ピクトリアル98年4月増刊号(鉄道図書刊行会)ほか

 

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20000517