「登記簿」からは、何を知る事が出来るの?
簡単にいうと、誰がどのような建物・土地を持っているかと言う事になります。それを分かりやすく3つに分け、「表題部」、「甲区」、「乙区」となっています。
「表題部」からは、土地で所在、地番、地目(宅地・森林・農地等)面積、建物で家屋番号、構造、用途、床面積を知る事が出来ます。面積は実測と違う場合が多いので、坪何万円で契約金額を決める際にはどちらの面積を使うか打ち合わせしましょう。
「甲区」からは、不動産の持ち主を知る事が出来ます。この欄からは以前の持ち主を知る事も出来、最後に表示されている人が現在の持ち主となります。
「乙区」からは、持ち主意外に不動産に関する権利を持っている人がいるかどうかを知る事がd来ます。持ち主以外の人の権利とは、お金を借りる時にその不動産を担保として提供した場合、お金を貸した人がその権利を持っている事になります。要するに、お金を返済出来なくなった場合、その不動産を没収出来る人たちです。新しく不動産を購入する場合、これらに残りがないか確認する事はとても重要です。もし残っている不動産を購入した場合、前の持ち主が精算をしない限り、不動産を持っていかれる可能性は残ります。 |