特に見事なのは、岩陰のピンクビキニでの接写から、咲き乱れる花のなかでの白ビキニの彼女の美しさ。美しい花と彼女の幸福感に満ちた表情に、ただただ陶然としてしまうこと請け合い。さらにその次のスクール水着での陰りを帯びた表情とはにかみがちな表情が交錯するシークエンスも絶品。恋人と一緒にいて、近づいたり離れたりしながら二人きりで過ごしている時のあの距離感が再現されているかのようなカメラワークが冴えている。

全編にわたる彼女自身のナレーション、ラスト近くのセルフ撮影でのモノローグも人柄が出ていてとてもよい。そして、特典映像のチェックのビキニでのシークエンス、こ!!!また実に愛くるしいのだ。小倉優子のDVDで最初に買うなら、これは文句なしにおすすめできる。