舞台は男子教師禁制の学校。男性の主人公は教育の現場に立つ為に、完璧な「女装」をして教壇に立つという…凄い始まり方をするのですが、この「女装」が作品のテーマを深みのあるものにしています。
そして、この女装先生が紡いで行く生徒達との心のやりとり。

WOWOWで放送されてからもう随分経ちましたが、放送された当時はアニメで扱うテーマとしても、非常に新鮮なものでした。
中身はおもっいっきり「青春モノ」ですが、何でしょうこの爽やかさは。
内容は王道路線もいいとこなのですが、全然クサく無いんです。

各話に込められたメッセージがとても誠実な主張で、製作されているスタッフの方々の真摯な情熱が伝わってきます。

シリーズ最終回のあの清々しいエンディングを見れば、前より少しだけ素直になれている自分と出会えるかもしれません。