最初は、「ふーん、卓球で青春映画ねぇ・・・地味じゃん」とか思いながら観てたのですが、気づけば映画としてではなく、キャラクターやストーリーに引き込まれてる自分がそこに居ました。映画見終わった後に、本屋へ直行し、原作コミックやらシナリオブック・ビジュアルブック、関連記事の載っている雑誌もろもろを買い占めたほど、影響力を与えてくれた映画こそ「ピンポン」なのです。
原作コミックを読んでみて思ったことは、映画で生かしてもらいたいと思ったシーンがカットされていることが残念ということ（シナリオブックや監督のインタビューを読んで少し納得いきました）ですが、これだけまとめられていれば見る人の賛否両論出ても無理は無いと思います。それだけ影響力があるといっても良いのでは？

まだ観ていないという方は、ぜひ、この初回限定版の２枚組みDVDを買うことをお勧めします（出演者インタビューや番外編「ティンポン」、江ノ島マップなど特典映像が豪華ですし）。原作のイメージを壊されたくは無いから観ていないという方もぜひ観てもらいたいです（出演者の方々や監督、スタッフの方々の原作への思い入れが感じられるのでは？）。