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歌舞伎名作撰 野田版 研辰の討たれ

歌舞伎としては斬新。でも作品としては普通。

とにかく評判が凄いので、さぞ凄い舞台なのだろうとDVDを観たが、結論から言うと、DVDを観た限りではそれほど凄いとは思わなかった。
歌舞伎にしては斬新な演出もあるが、それが作品の「面白さ」に繋がっているかと言われれば、必ずしもそうではなく、テンションが最後まで維持できずに間延びしてしまっている処もあり、DVDとして何度も観るには正直しんどいシーンもある。

でもきっと生で観た人は、かなりの衝撃だったことだろう。
生の舞台では些細なギャグでも笑いは起きるが、映像となるとそう簡単にはいかない。
しかも野田のギャグはほとんどダジャレだ。食傷気味になるのも無理はない。
これはやはり舞台で観るべきだという感想が、最後には残る。
この「研辰」かどうかは決まっていないが、野田の歌舞伎は再演の予定があるそうなので、機会があれぱ生で観たいと思った。

中身の評価はともあれ、野田秀樹が歌舞伎に手を出したことで、他にも多くの関係者が歌舞伎参戦を希望するようになったという。
しばらく大きな風が吹かずに停滞していた歌舞伎界にとって、この舞台が発表された意義はとても大きく、歌舞伎の歴史の1ページとなった舞台である事は間違い無い。



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