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山野一 最新刊・アニメＤＶＤ／ビデオ |
| 一から育てる山野草―タネから育てる100種 四丁目の夕日 運動会こども音頭集 ぢるぢる日記 ウオの目君 1 (1) 貧困魔境伝ヒヤパカ どぶさらい劇場 混沌大陸パンゲア ウオの目君パーフェクト (1) ウオの目君パーフェクト (3) 夢の島で逢いましょう ウオの目君パーフェクト (4) ウオの目君パーフェクト (2) ウオの目君 2 (2) ウオの目君 | |
| モリー先生との火曜日 強く心をゆさぶる、“真実のドラマ。 逢っておきたい人、人生の上で大切に思っている人と、持ち時間の中でどれだけしっかりコンタクトをとり、濃密なつながりを持てるか。どんなものを遺す／受け取ることができるのか……、さまざまな想いが見終わったあとに押し寄せてくる、きわめて良質なドラマ。ジャック・レモンはこの後『バガー・ヴァンスの伝説』に出演しており、厳密にいうとそちらが遺作ということになるのだろうが、主役を張った最後の仕事として、彼がこれだけのものを残しておいてくれたことに、心から敬意を表したい。ミッチを演じたハンク・アザリアにとっても、これは本当に忘れられない作品になったのではないだろうか。監督のミック・ジャクソン（『ボディガード』）も、題材に対して誠実に取り組み、適度にスケール感のある、いい仕事をしている。 しかし、ディスクを起動させると、（トーク番組の司会のほか、女優として『カラーパープル』でオスカー候補になるなど多方面で活躍。このTVムービーのプロデューサーでもある）オプラ・ウィンフリーによるイントロダクションが本編の前に流れて、ちょっとドギマギしてしまった（しかもこれ、本編とはチャプターで区切られていない！）。何というか、某マイク水野の映画解説のフレーズでいうと「さぁー今夜はみなさんお待ちかね！」みたいな、ああいったものが一緒に入っているような感じで、いささか違和感があるのは確かなのだが、彼女が番組で紹介した本は必ずベストセラーになる、というほどの影響力を持つ、そんな彼女が仕掛けなければ、強く心をゆさぶる、この“真実のドラマに、多くの人々（含むオレ）が触れることもなかったのかもしれない。ここはひとまず、彼女の熱意に感謝しておくべきなのだろう。 なお、日本語版はNHKでのオンエア時と同じもので、原語版と比べると芝居がややカタい印象もあるが、モリー先生の川辺久造、ミッチの井上倫宏、どちらも好演。 |