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ライトエース・タウンエースの名前の由来
【ライトエース】
英語で「軽い」「軽快な」という意味のライトと、
英語で「第一人者」「最も優れた」という意味のエースをもとに作ったことば。


【タウンエース】
英語で「町」「都会」という意味のタウンと、
英語で「第一人者」「最も優れた」という意味のエースをもとに作ったことば。


エクステリア
当時のライトエース・ノアとボディーを共有し、各部を簡素化したエクステリアです。
未塗装バンパーと規格型のヘッドライトなどが、質実剛健さを感じさせます。
平成16年式モデルです。
最終型は法規の関係上、左フェンダーにサイドアンダーミラーが装備されますが、
これはその一歩手前のモデルになります。
リアデザイン

未塗装のバンパーや
パーソナルユースモデルと比べて
リアガラスの面積が小さいのが特徴。
装備されないリアワイパーやリアウォッシャーの
穴を塞ぐパネルが
安っぽさを加速させます。
リアデザイン(ジャストロー仕様)

後輪に小径ホイールを採用しているのが、
ジャストロー仕様の特徴です。
フロントバンパー(ライトエース)

大きく、頑丈そうなバンパーデザイン
兄弟車のタウンエースとは
バンパーデザインが若干違います。
フロントバンパー(タウンエース)

こちらはタウンエースのバンパー。
グリルデザインとバンパーデザインが異なります。
ヘッドライト

規格型ヘッドライトが、異型ライトを採用する
パーソナルユースモデルと大きく異なる印象を与えます。
スライドドア

両側スライドドアモデルです。
片側スライドの4ドアモデルも存在しますが、
荷物の積み下ろしが多い時は5ドアの方が使い勝手は良いです。
サイドミラー

大きなミラーで視認性は良好です。
ただしDXグレードなので、手動調整式です。
ミラー鏡面が固定式なので、
鏡面調整はミラー根元で行うのですが、
ミラーを格納する度に鏡面調整するのが面倒です。
ドアハンドル

握りやすいグリップ式のドアハンドル。
フロントタイヤ

大きな車体ながら、ホイールは13インチ。
タイヤサイズは『165R13-6PRLT』です。
リアタイヤ

ホイールハウスの出っ張りがなく
荷台がフラットになるジャストロー仕様では
小径サイズのタイヤとなりますが、
この車は低床仕様なので、フロントと同じサイズのタイヤとなります。
リアタイヤ(ジャストロー仕様)

荷台がフラットになるジャストロー仕様では
小径サイズのタイヤとなります。
タイヤサイズは『225/50 R12.5LT』です。
スペアタイヤ(ジャストロー仕様)

前輪と後輪でタイヤサイズが異なるジャストロー仕様では、
スペアタイヤも両サイズ分搭載しています。
リアコンビランプ

乗用ベースの商用車の場合、
リアコンビランプの一部が簡略化されたりしますが
ノアと同じデザインの縦型レンズです。
リアアンダーミラー

荷物をある程度積み上げても、
このミラーで確認できます。
最大積載量

750kg積です。
4ナンバー車は、
このように最大積載量を表記しないと車検に通りません。
給油口

運転席ドア側後ろのBピラー部分にあります。
ハイルーフ仕様

高さのある荷物も積み込む事ができるハイルーフ仕様です。


インテリア
パーソナルユースモデルと基本デザインは同じですが、
そこから余分なものを剥ぎ取ったグレー一色のインテリアです。
前席はそうでもないですが、2列目シート以降は防音材等があまり使われていない為か
エンジン音からロードノイズが広大な荷室に響き渡ります。
フロントシート

DXなのでヘッドレスト一体型のビニールシートです。
中央シートを展開した状態での定員は3名となります。
中央のシートは折りたたむ事も可能です。
※DXグレードは助手席リクライニング機構がありません・・・。
リアシート

基本的には荷物を載せる車なので、
リアシートは非常に簡素なものです。
リアシートの定員も3名。
つまりこの車、こう見えて最大乗車定員は6名です。
インパネシフト

AT車の場合は
インパネシフト(インジげーターはメータパネル内)となります。
MT車はフロアシフトとなります。
パーキングブレーキ

ブレーキレバーは運転席横にあります。
このタイプの車は足踏み式が多いので、
どうしても慣れるまで足で探してしまいました。
メータパネル

必要最低限の情報のみを知らせるメータ類。
ステップ

車高が高いので、ステップを装備しています。
乗り降りは大変ですが、視界は良好です。
グローブボックス

一般的なサイズのグローブボックス。
助手席側収納

助手席エアバック未装備なので、収納ボックスが備わります。
AM・FMラジオ

トヨタ営業モデルでは定番デザインのFM/AMラジオ。
マニュアルエアコン

ダイヤル式が多い今、レバー式は時代を感じさせます。
※マイカーで見慣れてはいますが・・・。
灰皿・カップホルダー

ご覧のように、
左側のカップホルダーと灰皿は同時に使えません・・・。
ETC車載器

付いていると
ついつい一般道気分で高速を使ってしまいます。
やはり一般ゲートを使って、
現金払うのが一番節約になるのかも・・・。
レギュレーターハンドル(フロント)

当ホームページでは定番となりつつある手動ハンドル。
エンジンが掛かっていなくとも、
開け閉めできるのが最大のポイントですが、
知らない間に、腕や物があたって
少しずつ窓が開いていたりする事もたまにあります・・・。
レギュレーターハンドル(リア:助手席側)

リア、助手席側にある手動ハンドル。
荷物等に当たるのを防ぐ為か
このような形で格納されています。

これなら、レバーの先に荷物があたって
少しずつ窓が開くなんて事が防げますね。
レギュレーターハンドル(リア:助手席側)

リア、助手席側にある手動ハンドル。
このように展開して使用します。
離すと勝手に格納されます。
リアウインドウ(運転席側)

後席運転席側のウインドウは、写真ように開閉します。
おそらく右側にドアが無い、
4ドアモデルと部品を共有化している為だと思われます。
ラゲッジスペース

広さと高さで、かなりの荷室スペースがあります。
ラゲッジスペース(ジャストロー仕様)

御覧の様にジャストロー仕様はタイヤハウスの出っ張りがなく、
荷台が若干嵩上げされフラットになっています。
おまけ

貸し出された当初、リアシートが格納状態だったので、
展開した所シートに挟まっていました。


エンジンルーム
ボンネット付きのFRレイアウト(フロントエンジン・リアドライブ)なので、
エンジンはボンネットの中にあります。
1800cc 直列4気筒のK型
(OHV)エンジン。
ナナマルカローラ
(KE70)と同じK型エンジンを搭載しています。
当然キャブではなくEFI化されています。
ナナマルカローラの4Kから進化した7Kエンジンです。
このR40系のタウンエースバン/ライトエースバンが自動車では最後のK型エンジン搭載車です。
街中〜高速まで商用車らしい力強い走りです。
エンジンがかなり奥まった位置にある為、覗き込まないと本体は見えません。
7Kエンジン

奥まった位置にある7Kエンジン。
家のナナマルカローラに搭載している4Kと同じ
K型エンジンですので見慣れた形のエンジンです。


レンタカー ライトエースバン
しばらくの間、仕事の都合で別の会社の事務所に居たため、
プロジェクトが終了し、そこから資材や荷物を運び出す為に
会社で準備してもらったレンタカーです。
7Kエンジンを搭載した、ガソリン仕様のKR42型ライトエースバンです。
写真は同じK型エンジン搭載モデルの記念撮影という事で・・・。

今やトヨタのライトバン・ワンボックスバンクラスは、
プロボックス
(サクシード)・200系ハイエース(レジアスエース)をはじめ
新型のタウンエース
(ライトエース)も、設計当初からビジネスユースを優先に開発されています。
タウンエース(ライトエース)は、ダイハツがインドネシアで生産する『グランマックス』がベースですが・・・。
その為、商用車として非常に使い勝手がよく、優れた積載性能を持っています。

しかし、私はここに登場しているライトエース
(タウンエース)
かつてのカローラバンやカルディナバン、100系ハイエースバンのような
乗用モデルとボディーを共有しつつ、装備を簡素化して商用車としての
積載性能・耐久性能を向上させたモデルたちの安っぽく、
そして力強くも見える姿の方が何となく好きです。
商用車として、効率を求めるのは当然の事ですが、
乗用ベースの商用モデルが居なくなっていくのは、少し寂しい気がします。
そういった意味では、モデル末期のこの時期に乗車できたのは良かったです。

 ここがいい 
取り回しの良いボディーサイズに優れた積載性能。
規格型ヘッドライト等、商用車らしいデザインも好きです。

 問題点 
本格的に使おうと思うと、リクライニングしない助手席等々・・・DXグレードでは
装備面で不満な部分が多いです。上級のGLグレードであれば問題ないかと思います。


ライトエースの後継車
新型 ライトエースバン
    
コンパクトなボディーながら、広い荷室スペース。




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