ぱそこんトラブル日記

2月22日

転送速度70Mバイトの夢

ある方がRAIDランキングなどというものを行っていたので、ここ数ヶ月ほったらかしておいたメインマシンという名の最も使用頻度の低い機械を動かしてみた。

とりあえず、ケーブルの信号劣化を防ぐために、短いケーブルを、ということで、ジャンクのケーブルを約20cmくらいに圧接しなおした。(下側)上側は適当なケーブルがあったのでそのまま使用した。ケーブルが短すぎてベイに入らないので積み重ねてあるが、冬なので気になるほどの温度にはならない。
試験条件は、
AOpen AX6BC
Pentium2 103×4.5 (SL2QF)
WindowsNT4.0 SP3
起動ドライブ Fireball AT (1Gバイト初代)
FASTTRAK×2
Seagate MedalistPro ST34520A×2 + Seagate MedalistPro ST36530A×2
RAID0 ストライプサイズ 16Kバイト
FAT
パーテション 600M
である。
で、結果はコレ。
Disk Transfer Rate:Beginning      58400  Thousand Bytes/Sec
Disk Transfer Rate:End            58300  Thousand Bytes/Sec
Disk Access Time                   7.69  Milliseconds    
Disk CPU Utilization               2.88  Percent Used    
Disk Playback/Bus:Overall          5770  Thousand Bytes/Sec
Disk Playback/HE:Overall          16300  Thousand Bytes/Sec

こちら参照

ULTRA DMA/33ハードディスクの殆ど限界の速度であろう。
確か、ST34520Aの単体の転送速度が14.5Mであるから単純に4倍くらいとなっている。
ST34520Aのカタログ上の最大転送速度が192Mbitであるから、14.5Mバイトは約60%くらい。
上記の70Mバイトの夢というのは、Quantum Fireball KRがカタログ上235Mbitなので、60%として17.6Mバイト。
4台で70.4Mバイトになるのではないかと想像するのである。
とはいうものの、32bitPCIバスのバースト転送速度の半分強になるので、バスに多少不安が残るが...
Fireball CRは発売されたようであるが、なにはともあれ、Quantum初の7200rpmIDEのFireball KRが楽しみである。