Wista M450




実はコレ、私がカタログを見て研究に研究を重ねこれしかないと思いこんで買ったモノではなく、
友人の父親の友人がたまたま写真館のオヤジで「店を閉めるからタダでやるぞ」と云っていたという話を伝え聞いて安くゆずってもらったモノの一部です。

その後ランニングコストの高さからあまり活躍はしていませんが数人の友人、後輩等の結婚式に持ち出し、「早くしろ」のブーイングの中もたもたとセットアップし、大いにメーワクをかけました。

なにせ可動部分・ツマミの数がはんぱじゃないですから目をつぶって操作できるようになるのは出動回数の頻度からして生きている間はムリではないかと思っています。

フォーカシングノブの固定ツマミを閉め忘れ、現像してみたらピンぼけっていうのも1回ありました。

但し、可動部分・ツマミの数が多いのはそれだけ自由度が大きいということで、私、あこがれていたんです 「アオリ」に、「アオれる」ということに....。

でも実際の撮影時の被写体にアオリが有効な場面は以外に少ないのです。

商品撮影ならいざ知らず、世の中は3Dですから2Dに有効なアオリは使用場面が限定されるのではないでしょうか。

ここまで書いて、このM450をゆずってもらうときにオマケで短焦点レンズでアオるための袋蛇腹までもらっておきながらなに弱気なことを書いてんだと反省いたしました。
この次にM450を持って撮影に行くときは必ずアオることを宣言いたします。


ちなみに、M450とレンズを3本くらいアルミケースにいれると15Kg、それに3脚が5Kg、あわせて20Kgの重量は、私の体力ではクルマから100mぶら下げてあるくのが限界です。

やはりビューカメラは体力勝負なのです。もっとも私は自分以外にビューカメラを担いで撮影している人をみたことがありません。やはりそんなことは誰もしないのかな!?