2月25日


ブティック社 風景写真 3月号

もっとも美しい写真を載せる雑誌である。と思っているから毎号購入するが、うなるような写真は年に数回しか載らない。しかし、数ある写真雑誌の中で、大判の使用率が最も多い。と、いうことはきっと気に入る写真が最も多いに違いないと思うからこその購入であるが...
私の最も好きな写真家である津田洋甫氏が今号は載っていた。しかし、写真はあまり良くない。
今月号は、どの雑誌をみてもペンタックス645Nの記事ばかりである。悪いわけではないが、アサヒカメラ以外は提灯記事ばかりではないかと思う。もっとも、たまには、アサヒカメラも的外れの酷評してるんじゃないかと思うこともあるが...
この雑誌もQ&Aコーナーがあるが、どうして、アマチュアの応募作品も素晴らしいものが多いこの雑誌で?と首を傾げたくなるような質問が多いのはなぜだろう????
p83 誌上公開レッスンというのがあるが、その中で、シフトレンズを使ってみては?というのがあったが、18万円もするシフトレンズよりはビューカメラを勧めた方が安上がりだと思うが...
もっとも、掲載されている写真が小さくて、ピントが合っているのか、ボケているのかいまひとつ判別できないが、私はよい作品だとおもうのだが。



玄光社 フォトテクニック 3月号

芥川善行氏の写真は手放しで面白いと思う。女房もチューリップ畑の写真を見て「キャー、なにこれ、キレイ!」と喜んでいた。航空写真は、なにかで、ペンタックス67を使用している人の記事を読んだことがあるが、4×5で35mm一眼レフみたいな形状をした特殊なカメラで撮影しているとは。そう言えば、ハッセルも元は航空カメラじゃなかったけ?
この雑誌は谷口文良氏の2ページだけを楽しみに購入していたが、記事が終了してしまい、落胆していたら、新しい連載が始まった。しかし、かなり、おとなしい。谷口氏に対抗できるのは、元K3の中村正三郎氏ぐらいなものだろうか?
どの雑誌にも載っていたが、京セラからサムライがAPSになって発売された。サムライといえば唯一(たぶん)左利き用のカメラがあった機種であるが、このカメラ不況の中、きっと、左利き用なんて今後発売されることはないんだろうな。