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慌てない事。 何事も、あわてると失敗するものである。 あわてないためには、よく練習すること。 イメージトレーニングすること。 ストロボのチャージランプを確認せずにシャッターを切ると、ストロボが光らなくて 真っ暗になることがある。その確認のために両目を開けてシャッターを切るのも 良いかもしれない。 |
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フィルム、電池は十分持って行く。 途中で撮影できなくなると非常にさみしいので。 |
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ストロボを使用する。 披露宴会場は大抵電球なので、ストロボ無しだと真っ赤にプリントされてしまう。 それに、入場時、退場時、キャンドルサービス時は部屋が暗くなり、スポットライトになってしまう。 雰囲気を狙うならいいが、私は、まず、明るくきれいに写っていることが重要だと思う。 |
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フィルムは35mm版フィルムの場合、ISO 400を使用する。 LサイズのプリントならISO100も400も変わらないし、 ストロボの光量を補うため、そして、チャージ時間短縮のため。 |
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+1段の露出補正をしておく。 ネガの場合、1段アンダーになるとプリントが赤っぽくなり、補正もできないが、 +1段やそこらでは、適正露出と変わらないくらいにプリンターが補正してくれる。 |
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神前の結婚式なら、できるなら、結婚式場に入らせてもらって撮影する。 披露宴はみんなカメラを持って来て、パシャパシャ撮影するが、結婚式は 親族ばかりで、しかも、みんな神妙な顔をして写真撮影する人は少ない。 |
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度胸よく前に出て撮影する。 新郎・新婦をきれいに撮影するためには邪魔者のいない、前の方で撮影するしかない。 |
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食事ができないことを覚悟する。(笑) 新郎・新婦が披露宴会場にいるときは、ずっと、撮影タイミングをはかり、 退場時は部屋の外まで追っかけ、2人ともいない時はスピーチや歌の人を撮影したり、 各テーブルの人を撮影していたから、ほとんど食べた事が無い。 月刊「カメラマン」10月号にも書いてあった。(笑) |
1.事前準備が成否の決め手 |
フィルムや電池の準備から、当日の進行チェックまで。 フィルムは36枚撮りを、記念写真程度で3本。 きちんと記録するなら10本。 電池は、カメラの電池は事前に交換。 ストロボ用は2セット分用意。 高倍率ズームが絶好のシャッターチャンスを撮りもらさない。 |
2.いよいよ本番 |
機材を最終チェック。 会場へは時間に余裕をもって早めに。 式が始まったら、式場全体のカットを。 新郎の真剣な表情や花嫁の涙を思い切り引き付けて撮影。 両親や出席者も。 フィルムの巻き戻し音で雰囲気をこわさないように。 |
3.忘れがちなカットを確実に |
当日の天気。 式場、披露宴会場の外観。 控え室のスナップ。 式前の緊張した様子。 受付の写真。 |
4.ケーキカットはメインイベント |
広角の縦位置でケーキ全体が写せる場所を確保。 ナイフを握る手のアップ。 |
5.主役の表情を入念に |
画角やアングルを変えてバリエーション豊かに。 数人の記念写真は横一列ではなく、前後2列で。 花嫁の後ろ姿も。 司会者も。 |
6.スピーチももらさず撮る |
バストショットと全身を。 正面からの場合、赤目軽減機能を。 |
7.記録したい会場の雰囲気 |
新郎・新婦のいない時に会場を写す。 やや高い位置から撮影する。 ストロボが届きそうにない全体写真は広角レンズで。 (28mmで1/15〜1/30)注:ぶれると思う。 料理の写真も。 |
8.キャンドルサービスを演出 |
スポットライトを生かして。 ストロボの押えカットも。 |
9.フィナーレを確実に |
花束贈呈は横から手渡した瞬間を。 両親と並んだ姿は正面から全体を。 新婦と両家の母親の涙を。 父親の潤んだ瞳も。 |