シャッター速度の計測 その2

さて、今回はFUJICA GS645Proのシャッターである。

GS645Pro 1/500秒 f11


FUJICA GS645Professional
基準値 (秒)基準値 (ミリ秒)絞り実測 (ミリ秒)実測 (秒)開 (μ秒)閉 (μ秒)誤差 (EV)実測(1/秒)誤差EV実測(1/秒)誤差EV
1/5121.953125F113.8601/259.11040400-0.98参考値 1参考値 1参考値2参考値2
1/5121.953125F83.61/277.81040360-0.88396-0.37509-0.01
1/2563.90625F85.81/172.4900300-0.57188-0.45202-0.34
1/1287.8125F810.51/95.21000400-0.4399.4-0.361300.02
1/6415.625F816.81/59.51000600-0.1061.3-0.0670.10.13
1/3231.25F833.81/29.6

-0.1122.9-0.4830.8-0.05
1/1662.5F868.01/17.7

-0.1213.8-0.2117.40.12
1/8125.0F8132.01/7.6

-0.087.40-0.118.240.04
1/4250.0F8242.01/4.1

0.052.91-0.463.76-0.09
1/2500.0F8542.01/1.8

-0.131.79-0.162.240.16
1/11000.0F810301/1.03

-0.121.02-0.01.11-0.15

参考値1:アサヒカメラ1983年9月号 ニューフェース診断室 FUJICA GS645 Pro
参考値2:アサヒカメラ1985年2月号 ニューフェース診断室 FUJI GS645S Pro

意外に?正確である。
1/512は期待していなかったが、1/64〜1秒は、ほぼ誤差が無いといってもよいくらいだと思う。
ただ、絞ればもう少し遅めの速度にはなると思うが...
参考値としてアサヒカメラの診断室のデータを掲載させていただく。
機械式シャッターとしては十分な精度ではないかと思う。
診断室にも、初期のGS645よりずっと精度は上がってっている。と書かれている。



今回は、本当は大判レンズも一緒に書くつもりであったが、今年に入ってから、週2回、某ボランティア(?)の大会のための練習で出かけたりしてなにかと忙しいので、次に回すことにする。