古 流 居 合 劍 術 保 存會
稽 古 風 景
私たちの指導理念は、物斬りを主体とした実戦に近い居合剣術を教授することです。
なぜなら、形稽古、組太刀のみの教授では、実際に物を斬ることはできないからです。
初級では、半巻の巻藁で左右袈裟斬りを覚えます。
中級では、半巻の巻藁で左右逆袈裟斬りを覚えます。
上級では、全巻の巻藁を、左右袈裟斬りから逆袈裟斬り、左右横胴斬り、
さらには、巻藁を前後左右に置き、体移動しながら斬って行きます。
五段以上の高段者では、無固定の巻藁を、左右袈裟斬りから左右横胴斬り、
抜き打ちから逆手斬り、さらには、冬の硬く締まった孟宗竹まで斬って行きます。
私たちの使用する巻藁は一昼夜水漬けしたもので、硬く締まっていますが、
刃筋さえ覚えれば、初心者の方でも斬ることができます。
まずは、試し斬り体験講座に是非ご来場下さい、安全を第一に指導します。
また、本講座では、初級、中級、上級と、段階を踏まえて指導します。
審査は初級から始まりますが、実力次第で飛び級も可能、1年で初段取得も可能です。
まずは、当会会員の物斬り風景をご覧ください・・・・・
1.鎌田二段剣士による連続斬り返し
![]()
![]()
(上段より) (袈裟斬りから左脇構え) (左脇から右上に斬り返し)
![]()
(さらに袈裟斬り) (さらに斬り返し)
2 .蜴l段剣士による体捌き斬り(10秒以内規定)
![]()
![]()
(右敵を右袈裟斬り) (逆袈裟斬り) (横胴斬り)
![]()
![]()
(左敵を右袈裟斬り) (逆袈裟斬り) (横胴斬り)
![]()
(正面敵を右袈裟斬り) (逆袈裟斬り)
3.山口四段剣士による体捌き斬り(10秒以内規定)
![]()
![]()
(右敵を右袈裟斬り) (左敵を左袈裟斬り) (正面敵を突き)
![]()
![]()
(左敵を右袈裟斬り) (左敵を左袈裟斬り) (右敵を右袈裟斬り)
![]()
![]()
(左敵を左袈裟斬り) (正面敵を右袈裟斬り) (正面敵を逆袈裟斬り)
![]()
(正面敵を横胴斬り)
4.山道師範による高度な連続斬り(斬り始めから斬り終わりまで4秒)
![]()
![]()
(右上段袈裟から左斜構え)(逆袈裟から右上段構え)(右上段袈裟から左脇構え)
![]()
![]()
(左脇から横胴でとどめ)(下がって血振り) (納刀)
5.長澤師範による脇差での無固定瞬間斬り
(台座に固定の巻藁の上に巻藁の切れ端を無固定で置き、瞬間動作で斬る。)
![]()
(納刀の状態で構え、瞬間動作で左上に抜き打ち。)
![]()
(右脇構えから、瞬間動作で左上に斬り上げる。)
![]()
(右横構えから、瞬間動作で左真横に斬り抜く。)
![]()
(逆手で右斜に構え、瞬間動作で右上から逆手のまま袈裟斬り。)
![]()
(逆手で右横に構え、瞬間動作で左真横に逆手のまま斬り抜く。)
6.長澤師範による寒竹斬り
(冬の硬く締まった孟宗竹を気魂の一刀で斬る。刀速が早いため、カメラの速度では刀は写らない。)