HTML Help

Windows版のActiveTclに添付されているActiveTcl Helpは、HTML Help形式(.chm)の
ユーザーガイド(マニュアル)になっていて、非常に見やすいのですが、
キーワードのインクリメンタルサーチができないという欠点があります。

以下はActiveTcl Helpのスナップショットです。

ActiveTcl Help

一方、www.dgroth.deで公開されているTcl8.4/Tk8.4++ ManualのHTML Help(.chm)を使うと
キーワードタブで、インクリメンタルサーチができるので便利です。
(www.dgroth.deからはPDFのManualも公開されています。)

以下はTcl8.4/Tk8.4++ Manualのスナップショットです。

Tcl8.4/Tk8.4++ Manual

最近は、LinuxでもHTML Helpを表示するためのビューワ(displaychmxCHM)が存在します。
どちらも見た目にはそんなに差がありませんが、xCHMはインクリメンタルサーチができるので、
こちらの方が便利です。

以下はxCHM(Tcl8.4/Tk8.4++ Manual)のスナップショットです。
WindowsのHTMLビューワとほぼ同じ機能ですが、フォント設定ができます。

xCHM

ただし、xCHMは主要なLinuxのディストリビューションに標準で搭載されていないので、
ほとんどの場合、ソースからビルドする必要があります。
xCHMを使うには、CHMlibwxGTKがインストール されている必要があります。

Turbolinux10でインストール

参考文献