さて、ずいぶん長い間更新していなかったから、



もう廃墟だと思って誰も来てないかな。





いない？







いないよね？








もしもーし、誰もいませんかあ〜？















よしよし、誰もいなくなったな……。








じゃあ、始めっか！
（なんでだよ！　意味不明だよ！）

去年の３月から活動しっぱなしで少々くたびれたというか、ちょっと休まないと元気が出ないってことで、クールダウンしてました共同アピールの会です、こんにちは。

いわば夏休みのようなものだったんですが、この間なにもしていなかったわけじゃなくて、いろんなことがあったんだけれど、……そうそう、こんなことがありました。

噂の真相九月号





この記事を読んだ橋本克彦さん本人

「記憶朦朧、両手に喧嘩の痕跡なし、なので、やられた、らしい。言っておくが、こちらは手をだしていない。何がなし自制したか、年をとったか、したのだろう。でも、俺はまだゴシップネタになる程度には有名作家らしいぞ（ニヤリ）」


いやあ大変でしたね。こうなると、共同アピールの会でケンカが一番強いのは誰かってことがみなさん急に知りたくなったんじゃないですか？

それではお待たせしました！第一回共同アピールの会版Ｋ-１グランプリ。出場選手の入場です！

山田聡選手
編集者（少林寺拳法）






斉藤貴男選手
ジャーナリスト（極真空手）






岩上安身選手
ジャーナリスト（極真空手）






日名子暁選手
ライター（ラグビー／ロック）






古木杜恵選手
ライター（ラグビー／フランカー）







相沢光一選手
ライター（ボクシング／ジュニアフェザー級）










……ちぇっ、こんなことやってる場合じゃないか。





そうそう、あとこんなこともしたっけ。






８月５日
祝住基ネット離脱！
福島県矢祭町根本町長表敬訪問
（ぶらり水郡線の旅！）






８月８日
第１回ジャーナリスト会議意見交換会
（朝・毎・共同記者ほか40名参加！）






８月１２日
総務省前にて住基ネット強行実施に抗議
（番号通知びりっとやりました！）






８月２４日
テレ朝のザ・スクープの存続を求める会主催の
緊急シンポジウム「テレビ番組は誰のためか?」
（300人は集まったね！）

…とまあ、こんなことを共同アピールの会やメンバーはやってたわけですな。

さて、住基ネット強行実施ってこともあり、おそらく今度の秋の国会で、多少の修正を加えながらでも個人情報保護法案をなんとしてでも成立させたいと政府は考えているわけで、それに向けてなにもしないで手をこまねいていていいのか、共同アピールの会！

で、考えました。

僕らは去年の秋から同時多発ミーティングとかでずっと地方を回ってきた実績があるじゃないか。おまけにこの春、個人情報保護法案に反対の声明をあげた全国のメディア関係を調べてみると、こんなにあるじゃないですか。

■反対声明を表明した主なメディア関係団体■

（クリックすると一覧を表示します。）





これを…



こんな風に
出来ないだろうか？
（↑クリック↑）

つまりこのボウリングの球のように、各地方のメディアが呼びかけ市民を巻き込み、文字通り一丸となって津波のようなパワーで東京に押し寄せちゃって、個人情報保護法案をぶっ倒しちゃおう！って感じ。

題して





個人情報保護法案拒否！
○○から東京を撃て！
頂上作戦！！
※○○には開催地名が入ります。労働者、経営者、市民運動団体、一般市民による
共同作業として実現すること。そのようなお願いを各ブロック責任者にする予定です

各ブロック責任者は下記のように決定


☆北海道・東北＝岩崎貞明（メディア総研）
☆関東・中部＝保坂義久（ＪＣＪ神奈川支部）
☆関西・中国・四国＝畑衆（新聞労連委員長）
☆九州・沖縄＝古木杜恵（フリーライター）



「私たちにお任せください！どうぞよろしく！」



呼びかけ文はこちら



現在、続々スケジュールが決まっています。



スケジュールはこちら



で、地方が沸き立ったのを受け、

国会審議中の個人情報保護法案に反対するみなさん、

反転攻勢の時がきました！

　昨春、個人情報保護法案が国会に上程されて以来、私たちは、反対声明を発し、法案立案者と議論し、2000人規模の集会を開き、沖縄や北海道をはじめ、全国各地で法案のいい加減さと危険性を訴え、銀座、高崎、横須賀でデモを重ね、さらには対抗法案を作成し、公表してきました。

　個人情報保護法案は単純なメディア規制法などではありません。ここには、インターネットをふくむ多種多様な情報環境を管理・監視することを通じて市民社会を意のままに動かそうとする権力の野心がひそんでいます。その危険性が露骨にのぞいています。

　現在、法案はさまざまな批判にさらされ、実質的な審議に入ることができないまま立ち往生しています。小泉首相は、７月17日の党首討論で法案を不完全なものだと認め、修正に応じる発言をする始末です。

　そう、個人情報保護法案は、すでに「死に体」法案なのです。

　ところが8月5日、多くの反対を押し切って「住基ネット」が稼働しはじめました。個人情報の漏洩や不正使用の危険性を理由に「住基ネット」から離脱を決めた自治体もありますが、この混乱のなかで、ふたたび個人情報保護法案が息を吹き返しています。小泉政権とその取り巻きたちは「だから一刻も早く個人情報保護法を成立させるべきだ」と言いはじめています。今秋の臨時国会では、メディア規制法的性格を薄めた修正案を提示し、法案成立を狙ってくることは間違いないでしょう。

　しかし、私たちは安易な修正に妥協するつもりはありません。メディア規制の側面が多少は薄められたとしても、国家が、個人を「有効利用可能なデータ集積体」＝「産業資源」として捉える法案の本質に変わりはないのです。

　このままでは、私たちは人間としての“血肉”を喪失してしまいます。
　
　個人情報保護法案の母体である改正住民基本台帳法と「住基ネット」も、国家による個人情報の収奪、そして治安維持目的と産業への再配分（＝個人情報の「有効」利用）、その過程における選別／差別の固定化を意味するからです。

　個人情報保護法案は住基ネットの濫用に対する抑止力になるどころか、相互に補完しあうことで、一望監視システムの構築をいっそう助長する方向に向かっています。実際の監視塔や塀、有刺鉄線こそ目に見えないでしょうが、私たちは確実に、国家に囲い込まれてしまうのです。

その野望を挫かなくてはなりません。

いまこそ、反転攻勢に打ってでましょう。

私たちは訴えます。

　個人情報保護法案に反対するみなさん、私たちは、9月1日を期し、法案廃案の声と行動をもって、北海道から南下し、沖縄から北上し、「東京挟撃」を呼びかけます。それを受け、9月28日、東京で国民的評議会（＝日本版ロヤジルガ）を開きます。

　個人情報保護法案に反対する人ならば誰だって……作家、キャスター、政治家、自衛官、在日外国人、サラリーマン、主婦、警察官、八百屋さん、官僚、風俗嬢、宗教者……そして、この呼びかけを読んでいるあなたが、ここに参加します。

　9月28日の東京を、個人情報保護法案に反対するあらゆる人々が集まる結節の地とし、横断的でかつ混沌とした状況をつくりだしたい。個の捕捉は容易ではないことを国家と権力に知らしめ、個人情報保護法案「反対！」「廃案へ！」の声を“政治”にぶつけてみたい。

　これまで、全国各地で個人情報保護法案反対の声明が発せられています。すでに、札幌、茨城、佐賀、那覇の有志はこの呼び掛けに呼応し、立ち上がらんとしています。

　来る9月、その点を、線でつなぎ、面として広げ、「個人情報保護法案――絶対反対！断固廃案！」の声をあげ、ともに戦おうではありませんか！

2002年8月
個人情報保護法案拒否！共同アピールの会