在校生・OBOGからの声

愛知県立中村高校1998年度卒まるさん

質問

回答

1. 学校の施設は? 校舎はかなり老朽化している。その分気兼ねなく使える。空調の設備はないが生徒が工夫を凝らし暑さをしのぎ寒さに耐えている。
2. 名物先生いますか
3. ユニークなサークル等
4. 食堂はどう? 食堂はないが昼にパン屋さんが来る。夏は近くにある「たぬきや」という店のかき氷が人気だった。
5. どういう授業? 普通科のみ。文理選択は3年から。1,2年は理科、社会科目のほとんどを経験する。受験には不利だが、後々役立つ知識となる。
6. 制服はどう? 制服は指定されていたが、特に着ていかなくても何も言われなかった。制服に合わせてカーディガンやベスト、パーカー等を皆思い思いに着こなしていた。夏はポロシャツがすごしやすい。
7. 入試は難しい? 受験した当時はそこそこの進学校だったので、中学時の成績が上位一割以上でなければ合格は難しかった。
8. 後悔したこと 後悔はしなかったがカルチャーショックが大きかった。規則だらけの中学から自由すぎる高校への進学という点で。
9.愛校心ありますか
★その他 投稿: 中村高校は自由という言葉が良く似合う高校でした。悪く言えば放任主義というのでしょうが、やりたいことのために時間を好きなだけ使うことができました。進学校にもかかわらず、テストは定期試験だけ、宿題も全くでない。こんな環境でしたが、皆3年間自分というものをじっくり考え抜きながら卒業していきます。半数以上の生徒は浪人しますが皆考えを持っていて、浪人の末それなりの結果をだしています。近年は不景気のため浪人と聞くと眉をひそめたくなりますが、高校生という最も頭が柔らかく多感な時期に、受験勉強一辺倒になってしまうのは非常にもったいないと思います。高校とは社会の縮図、つまり共同生活を学ぶところだと思います。学祭や球技大会などを通じて自分の能力や性格を知り、それを踏まえたうえで進路を決める。これが大切だと思います。大学入試程度の勉強ならはっきり言ってやれば誰でも出来るんです。肝心なのはその動機です。見栄だとか偏差値だとかつまらないことに惑わされないで、馬鹿にされるくらい純粋になってください。そしていつもその動機を大切にしてください。中村高校にはいわゆる優等生はいませんでしたが、キ!ラッと光る変わり者が沢山いました。社会の流れに従って高校、大学、就職という道を進むのは無難であって一番楽な道です。けれど、中村の生徒ならあえて難解な道を進んでください。3年間自主の庭でかけがえのないものを培ってください。そして自由な校風をこれからも守っていってください。

採点BOX

 

校舎・施設等

先生・教授陣

立地条件

校風

総合点

30点 70点 70点 100点 95点