在校生・OBOGからの声

東京都立大学付属高等学校・昭和38年卒・HKさん

質問

回答

1. 学校の施設は?

当時は木造校舎で、床に穴があき、授業中にネズミが出入りしていましたが、付属大学?の図書館や生協食堂が使えてたのしかった。旧制高校以来の体育館やプールは、古びていて、趣がありました。

2. 名物先生いますか

何といっても漢文のボンジ。お陰で中国文化への関心が湧きました。

3. ユニークなサークル等

生物班。学生自治会。

4. 食堂はどう?

うどんが安くて旨かった。

5. どういう授業?

受験勉強を毛嫌いしていました。ともかく本を読めといわれました。週1冊づつ岩波新書を読破する計画は挫折しましたが・・・

6. 制服はどう?

制服はなかったのですが、男子はほとんどが黒ボタンの学生服に、誇りを持っていたようです。

7. 入試は難しい?

楽でした。

8. 後悔したこと

全くありません。自分の子供にも入学を勧めたい。

9.愛校心ありますか

 

★その他

投稿: 生徒の自主性を身に付けようと、先輩や先生が色々スケジュールを組んでくれました。

これらの行事?には積極的には参加していませんが、卒業してみて、校風を何とか伝えようと言う先輩諸氏の熱意が分かりました。

自由の名で放任されているところが多いようですが、それとは少し違っていたようです。

あれも戦後15年という年月がそうさせていたのかもしれませんし、入学してくる生徒が、校風にあこがれてきていましたから、自由・自主というポリシーが貫けたのかもしれません。

 デカダンと無気力・無責任・無自覚の萌芽はありました。勉強については、そんなに丁寧ではなかったようです。入学してくる生徒の質(学力のある子が多い)の部分におんぶしていた部分はあったとおもいます。

卒業してみて、自己を見つめるというきっかけを与えてくれた、本当に貴重な3年間だったと思います。