時短 労働時間を短縮することです。日本では労働基準法が改正され、週40時間労働制へと段階的に時短が 進められています。多くの大企業では週休2日制が普及し、「ゆとりある労働」が時代の流れとなってきています。 しかし、先進国と較べると、日本人の労働時間はまだまだ圧倒的に長いのが現状です。パートを除くと、 1人平均の実労働時間は年2000時間を超えています。これはドイツより約400時間、フランスより約300時間も 長くなっています(2000年データより)。 残業を減らし、フレックスタイム制・裁量労働制等の弾力的な働き方を吟味し、長期休暇や連続休暇の 普及を促進し、年休の取得を促進するなど、時短に向けてできることはまだまだあります。