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 コーヒーを飲みながら、マーケティングを学ぼう!!     
                                  
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 発行:トラフィック・カフェ http://www.interq.or.jp/japan/traffic/
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 発行部数:2445
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こんにちわ(^-^)。本日は、マーケティング・プロセスの最終段階、
「マーケティング・ミックス」を取り上げる予定だったのですが、いろ
いろ資料を見ていくうちに、広告コピーについて書いてみようと思いま
す。後半は、マーケティングとは関係のない内容が見られますが、許し
て下さいね。次回詳しく説明しますが、マーケティング・ミックスとは、

・Product
・Price
・Promotion
・Place

の4つのPを組み合わせることをいいます。広告は、その中のPromotion
(プロモーション)のひとつに位置づけられます。広告の他にもプロモー
ションの手段は多々あり、それらを組み合わせることは、プロモーション
・ミックスと呼ばれています。


さてさて、コピーとは広告の中の文章のことをいいます。キャッチコピー
といった方がわかりやすいでしょうか。そして、こうした文章を考える人
をコピーライターというわけですね。糸井重里さんとかが有名ですよね。
僕も大学卒業後、2年間、コピーライターをやっていた時期があり、糸井
さんの文章を研究したものです。研究したのは、キャッチコピーもさるこ
とながら、ボディコピーといわれる、キャッチコピーに続く文章です。糸
井さんの有名なコピーに西武百貨店の「不思議、大好き」というコピーが
あります。一見、「なんのこと?」と思わせますよね。これがキャッチコ
ピーのひとつの役割にあたるわけですが、これだけでは消費者は「?」の
まま終わってしまいますから、なぜ西武百貨店が「不思議、大好き」とい
う言葉を掲げる理由を説明しなくてはなりません。それがボディコピーに
なるわけです。


コンスタントに広告賞を受賞するようなコピーライターの方は、皆さんボ
ディコピーが上手です。そうした方のボディコピーをそのまま原稿用紙に
書いていったものです。でも最近は、ボディーコピーがある広告が少なく
なってきたみたいです。ボディコピーまで消費者は読まない、あるいはデ
ザイン上の問題というのが理由なのでしょうか。


素晴らしいキャッチコピーを考えるには、やはり才能がいります。ある程
度は経験と努力でいけるかもしれませんが、ヒラメキを身につけるには、
もって生まれたセンスとか、生きてきた中でカラダ染み込んできたものを
爆発させるエネルギーが必要となるからです。それに対して、ボディコピ
ーは努力でなんとかなります。その広告のコンセプトを十分に理解して、
丁寧な表現を心がけ、消費者にとって分かりやすい内容を推敲していく作
業は、職人的な要素が強いからです。僕も、ボディーコピーを書いては上
司に赤ペンでチェックが入りまくってました。(^−^)


ボディコピーを読んでいると、ものすごい名文に出会うことがあります。
まるで純文学的を読んでいるようなトーンで書かれていつつも、しっかり
と広告コピーとして機能しているものです。ここが大切です。あくまで広
告コピーですから、小説であってはならないわけです、商品(サービス)
の購買を促す説得力がなくてはなりません。伊集院静さんの、サントリー・
オールドの新聞雑誌広告はその点において素晴らしいものがあります。こ
の広告コピー立案では、伊集院さんは小説家としてではなく、コピーライ
ターとして才能を発揮されています。単行本も出ていますので、興味のあ
る方はご覧になってみて下さい。


●グラスの底に/伊集院静  集英社 1500円


僕が広告コピーというものに強く惹かれ、コピーライターという職業を目
指すきっかけとなったコピーを紹介します。

JR東海 シンデレラエクスプレスキャンペーン広告
『距離に試されて、二人は強くなる』


シンデレラエクスプレスというのをご存知でしょうか? もうだいぶ前に
なりますが、JR東海が東京と大阪で遠距離恋愛するカップルが利用する、
夜9時に東京を出発する新幹線をシンデレラエクスプレスとしCMを流し
たわけです。その時のキャッチコピーが『距離に試されて、二人は強くな
る』でした。いや〜、今思っても、素晴らしいコピーです。センスがあり
ますよね。


遠距離恋愛のカップルをターゲットにした広告ですから、僕が 担当なら「愛」
とかいう言葉で安易に表現してしまいがちなところを、二人への応援メッセージ
ような広告コピーに仕上げています。たしか電通の女性の方が作ったコピー
だったと記憶していますが、僕が一生かかっても考えることが出来ない素晴
らしいコピーだと思います。


思えば、当時の僕も京都の横浜で遠距離恋愛をしていました。ガラス工芸の
学校に通う彼女との恋は、距離の問題だけではなかったんでしょうけど、
残念ながら終わってしまいました。写真が嫌いな彼女でしたから、今では
脳裏に残る彼女の顔、それもなぜか笑顔ではなく少し悲しげな表情が思い
浮かばれます。


彼女がまだ入学したての頃に作った不細工なガラスの置物を目にする時、
「あの時、僕の方がもう少し強くなっていたら、どうなっていただろう」
とふと思ってしまいます。


京都は来週、送り火を迎え、夏の終わりへと向かっていきます。残り少な
い夏の日、美味しいアイスコーヒーを堪能しましょう!
次回は、マーケティング・ミックスについて説明しますね。では!(^-^)

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