歌唱指導のコツ(その2)

ローマ字で歌詞を書く!

 

 

1.jpg (14318 バイト) 以前,合唱団を指導したことがある。
そのときに,良く使っていたのがこの方法である。
「歌詞を,ローマ字で書く」ことである。

歌を歌っていて,ある部分の発音が不明瞭なことがよくある。
そんな時に,ぜひ試してみてください。
 「気球にのって どこまでも」の指導
 「ききゅうにのって」が「いきゅうにのって」に近かったので
 「ききゅう」を「ki kyu u」と書き直して,「k」(子音)を意識させる。
歌を歌うときには「サ行」と「は行」がはっきりしないことが多い。
「はるの うららの すみだがわ」が「あるの うららの うみだがわ」になってしまうのである。
そんな時,この「ローマ字で歌詞を書いて,意識させる」と言う方法は大変有効である。
もちろん,ローマ字をある程度理解している4年生以上につかえる方法である。

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