これは簡単!

スポーツテストのソフトボール投げの

         ラインを簡単に引く方法

 

愛島サークル  塚口 誠

 

スポーツテストの時,ソフトボール投げのラインを引くのに苦労した経験は無いでしょうか。

 「腰が痛くなった」「ぐにゃぐにゃになった」……

 今回紹介する方法は,結構簡単にラインを引くことができます。子どもが6人もいれば大丈夫でしょう。

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実際のラインの引き方(子ども6人で引く場合)

@    中心の半径1メートルの円,そこから伸びる30度の角度の線をあらかじめ引く。

 

A    半径1メートルの円の中心に巻尺の端を固定する(Aの児童)。巻尺をずっと伸ばして巻尺を持つ(Bの児童)

 

B    Cの児童たちはラインカーを持つ。A−Bの児童の持つ巻尺に,目印としてクリップをつける。(1メートル間隔にクリップをつける)

 

C    Aの児童は中心がずれないようにくぎなどを使って巻尺の端をささえる。Bの児童は巻尺をたるませないようにAを中心とする円を描くようにゆっくり移動する。Cの児童は1メートル間隔につけたクリップを目印にして,A−Bの持つ巻尺を追いかけるようにしてラインを引いて行く。

 

 

この方法でやれば,苦もなく1メートル間隔にラインを引くことができた。

 

Aの児童 

巻尺の中心がずれないようにくぎなどを使ってしっかり支える。

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Bの児童

巻尺のもう一方の端を受け持つ。

丸いラインを引く方向にゆっくりと移動して行くのだが,その際絶対に巻尺がたるまないように移動させる。

すこし,引張り気味に移動させるくらいでちょうど良い。

 

 

巻尺は,地面すれすれに移動させる必要は無い。むしろ写真のように腰くらいの位置に持って移動するほうが都合が良い

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クリップをつける巻尺には,目印になるようにクリップをつける。

このクリップを目印にラインカーを持つ児童がラインを引いていく。

 

 

ラインカーの足の部分が,ちょうど良いガイドラインの役目をするのでクリップを追いかけるのはとても簡単である。

 

Cの児童たち

巻尺につけたクリップを目印に,ゆっくりと巻尺のラインを追いかける。

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例年5メートル間隔でラインを引いていたのだが,今年はこの方法で5〜35メートルまでは1メートル間隔でラインを引いた。先生方には大好評だった。

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