自明の事柄とはいうものの、自転車のタイヤ(チューブ)に空気を入れる際のユーザーさんの勘違いが意外と多い。
空気の入れ口(バルブ)には、現在、3タイプあります。


日本で一般的な英式バルブ

レース車やスポーツ車によく使われる仏式バルブ
自動車やバイクなどの
米式(画像間に合わず)

※今回は、我々日本で、最も普及している英式のバルブで空気を入れる際の注意点を、お話しします。
「エ〜ッ!!! そうだったの、知らなかったよ!!!」という方が男女問わず、意外と 多いのには驚き。

Aはダスト防止キャップ、ゴミが入らない為のパーツ

Bはロレット(ギザギザ状の)かぶせネジ

Cは虫ゴムと呼ばれるパッキン

●Aのゴムキャップを走行中、紛失してあわてて御来店になる方がいらっしゃいますが、無くなっても、空気が漏れませんからご心配なく。

●Bのロレットネジ(手締めのネジ)をゆるめて空気を入れる方が少なからずいらっしゃいますが、ダメダメ!!! ちゃんと締めて空気を入れて下さい。空気が逆に出てしまいます。いくら空気を入れようとしても、入りません。工具で締めるねじではありません。手締めのネジです。乗車中に、少しずつ、緩みます。時々確認して下さい。

●Cの虫ゴムは年間、1〜2回程度交換するものです。金具の少し太く、くびれている上の箇所まで、虫ゴムを水ににぬらして差し込みましょう。

※一般車の空気圧はよく自転車取扱説明書に記載されているとおり、乗車して後輪が地面に10cm程度付くぐらいと覚えておきましょう。


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