フロントフォークといってもなんのことか分からない人が多いと思います。

前輪を支えてるフレームとでももうしましょうか。ず〜と上の方に行くと、ハンドルとつながっているんです。
もちろん、自転車に乗って、バランスをとりながら、走るにはとても重要な部品であることはご想像がつくと思います。
当然、乗り物ですから、あってはいけないことではありますが、追突する事があります。その時、このフロントフォークが曲がることによって追突のショックを吸収して、乗車している人が前方に飛び出して大けがをするのを防いでいる。
もしこのフロントフォークが衝突の衝撃で、曲がらないほどの剛性のあるもの（現在、技術的には可能）なら、自転車に乗っている人がハンドルを飛び越して前方に頭から地面に落ちることになる。それほどの事故を防止してくれているとのこと。

これが、無惨にも折れ曲がった、事故にあったフロントフォーク、自分の身を挺して主人を守った奴です。衝突の際、彼が、その衝撃を吸収したので、乗車している方は、大した怪我もしなかった訳です。彼の功績に合掌と有り難うの感謝を送りたい。

ＨＯＭＥ