防犯登録って自転車を買ったお店でするんじゃないの?????
最近、よその店で自転車を買ってきて、防犯登録だけ、依頼を受けるケースが増えてきた。



東京都の防犯登録ステッカーと登録用紙

本来、それは おかしなことで、自転車を販売する業者は、
自転車を販売した時点で、防犯登録をすることになっているからだ。
古い自転車を友人に譲ったり、引っ越しした等の理由で、
再登録する等の場合は、問題ないが、・・・・・

当店に他店で自転車を購入し、防犯登録の為に来店した3人の方に詳しく聞くと一部の自転車量販店が、
自転車販売の際に、「今、防犯登録の担当者???がいないので・・・・お近くの自転車店で、防犯登録してくれますよ。」
などと言って防犯登録をするのを回避しているようだ。
確かに、一日に、30台以上、忙しいときには100台以上を販売する店もあるという。
防犯登録をパソコン等に入力して、データ管理し、一日に何人か何十人か、「自転車が盗まれたので
防犯登録の詳細を教えてください」というお客さんが来たり、電話で連絡したりするのは、大変な労力だと思うが
自転車を売って、それに付随する管理責任の一番大変な煩雑な作業を、他の自転車店にさせようということは
絶対、やめていただきたい。それが事実なら、かなり、失礼なことだ
ベテランの自転車店の社長に聞くと、そのような事をする量販店の動きを理解しているらしく「うちは、自分の店で
売った自転車しか防犯登録しないよ、よそのは、みんな、断っているよ。」との話もあった。

東京都自転車商協同組合に、たずねてみると、十分に、調査した上で
その業者に、自店で防犯登録するように要請しているとのことだ。

又、新車の防犯登録の要請を受けても、するかしないかはその店の意向次第とのことだ。
当店は、¥500(消費税無し)で防犯登録をしていたが、購入した店で必ず、防犯登録して頂きたい
防犯登録しない店やできない店では、絶対に、自転車を購入しないでください。
上記の理由で、購入したお店で必ず、防犯登録していただきたい。

○「防犯登録をする」ということは、受け付けた店で管理責任が発生する。
 必ず、控えの用紙をお客様に お渡しするが、たいていの方は、その用紙を、無くしてしまう。
 そうすると、登録したお店に、「自転車を盗まれたようなんですが、登録番号や詳細を教えてください」と
 来店する。 パソコンに入力している店の場合は、簡単に検索できるが、まだまだそのような設備を持っていない
 店が多いこの業界、ひとつのお客様の登録番号を探すとなると、2時間ぐらいたいていかかってしまう。
 来店のお客様の仕事をこなしながらだと、ひどい場合は、半日がかりとなってしまう。
 その為に、自店で、購入して貰ったもの以外登録を断る店も少なくないとのことだ。

当店でも、よそで自転車を購入して、どこで防犯登録したか分からなくなったお客さんが来店、どんなに検索しても
その人の番号や詳細が出てこない、、2時間以上、調べてみても、その人の番号が見つからない。
奥さんと連絡してみると、どうも当店ではないらしい。修理すら来たことのない方の勘違いのために、他の仕事を
そっちのけで、時間を割いてしまった。 現場では、防犯登録の管理責任というのは、どこの店でも、自分の店の
販売車だけでも、かなり、繁雑な作業だと言うことを、ご理解頂きたい。

 意地悪で断るのではなくて、防犯登録の管理責任の為に、自店の仕事に支障が生じるからだと理解していただきたい。

※自転車店の方に、アドバイス※
パソコンなどの検索システムが無くても、防犯登録用紙を、お客様の名前順(あいうえお順)に、綴じておくと便利ですよ。