「以前、ブリヂストンの自転車を長年乗っていて壊れたので、「まっ いいか!」と安い自転車を買ったら、ペダルを漕ぐと妙に重くて、ブリヂストンを買えばよかった。」というお話を奥さんから聞くことが多い。 

「なぜだろう値段が違うからどこが違うの、単なる品質の問題?}

当店は、ブリヂストンサイクルと丸石サイクルを取り扱っていますが、別に、ブリヂストンの自転車だけでなく他社のメーカー車(ミヤタ、丸石、ナショナル・・・・・・・・・)等でも同じです。

基本的に前のギアと後のギアのコンビネーションの問題なのです。(シングルギア車を例にあげてみますと)
当店展示車のママチャリいわゆる、BSのお買い物自転車とシティー車の前と後のギアを調べてみますと・・・・・・・・・・
(両者とも、26インチ車、27インチ車はシティーでも、前31Tギア装着車も結構ある。)


後ギアは、ママチャリもシティー車もギアの歯数は14T

前のギアがママチャリは31T、シティー車33T

シティー車は若者向けのギアの設定になっている。(前ギア33T×後ギア14T)ペダルを漕ぐと少し重いが比較的早く走れる。
ママチャリ(お買い物車)は、たくさんのお買い物や子供を乗せる事を考慮されているために前ギア31T×後ギア14T、前のギアが2T違うだけで重い荷物を運ぶ場合も、比較的、ペダルを軽く漕げる。(更に、後ギアが15Tの設定になっていればもっと軽く漕げる。)
このような、自転車造りの細やかな配慮で、ユーザーさんが快適にお使いになることができるわけです。

廉価車はたいてい、シティー車と同じでママチャリ(お買い物車)も前33T×後14Tのギア比になっている事が多いためか、脚力の弱い方や子供やたくさんのお買い物を運ぶ奥さんには、どうしてもペダルを漕ぐと重く感じる。・・・・・市場に出回っている全車種を調べたわけではないので、お買い求めになるときに店のスタッフに相談して試乗してください。

24インチ車輪の自転車に乗っていて、新たに自転車購入するときに、26インチ車輪の自転車を買うと、ギア比が同じでも少しペダリングが重くなります。(タイヤに空気が入っていなくて重い等というのは問題外だ。そのくらい自分で管理してくれ〜ッ)


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