01/01/15 後輪のリム(金属製の輪の部分)が歪んで、フレームに当たるために走行できなくなった為にリムの組み直し修理ご依頼時に記録したもの。

振れ取り台に仮組した車輪を固定したもの。20年近く使用している。
右側の弓形をしたものは、センターゲージというまさしくリムを車輪の真ん中に組み付けるため測る道具。
これがないと、バラ部品から車輪組の作業ができない。車輪の縦ブレ、横ブレ、スポークのテンション、センター取りの一連の作業をこの段階で行う。14〜28インチ車輪の組み付け調整ができる。振れ取り台も新しいタイプは、センターゲージ機構も組み込まれているものがある。私はこれに慣れてしまったので、不自由を感じない。お客さんの作業依頼がある度に、詳細に編集する予定。
もう一つ、なくてはならないのが、ニップル回し(ニップルレンチともいう)古いスポークを外しているところだが、リム(金属の輪)とスポーク(針金状の部品)の根本に少し太くなっているが、この部分をニップルといいます。ニップルがスポークにねじ込まれていて、ニップルをニップル回しで閉めたり、ゆるめたりして、車輪のバランスをとることができるようになっている。根気のいる仕事で、自転車いじりの初心者が、まず根をあげるのがこの作業だ。

 

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