内装３段変速のメカトラブルは時折あるが、このお客様のはすごかった。
シャフト折れかなと思ったが、ギア側、内部の遊星ギアのシェルが割れていた。
内部のユニットが入手可能なので、交換作業依頼を受けた。

一番上の部品がローラーブレーキ、その下が、内装３段
変速の交換部品と交換する際のツール類。

車輪の向こう側のローラーブレーキユニットを外して〆合
わせのロックリングをゆるめれば、比較的簡単に外せる。
新しい内部ユニットに、メーカー指定のグリースを充填し
ハブシェルの中に入れる。
グリースの充填処理されていない自転車が多いようだ。
シールドもされていないので、雨の中を走行すると水が
入ってしまうので、十二分にグリースをつけておく。

ローラーブレーキ側の玉当たりとロックリングを〆合わせ固定

１４Ｔのギアを固定リングでセットする。

反対側のローラーブレーキも専用の固定ナットで取付完了

自転車に取付完了。かなり激しく乗っていたようなので
様々な箇所の調整もすることとなる。
たいてい１箇所だけ直して、他の箇所は問題なしなんて
ことは、考えられない。数カ所も調整修理、部品交換をし
安全点検で完了　￥７,９８０消費税込み

ＢＡＣＫ・ＨＯＭＥ