前輪より少し配慮が要るのが後輪組だ
ギア側のスポークの長さが1〜2mm短いものを取り付けなければいけないからだ。
スポーツ車の後輪の形状・組み方をオチョコ組という、酒の杯サカズキのような形に組む事になるからだ。

この写真からでは分かりにくいが、右側のスポークは左側のスポークより短いものを取り付けなければならない。組み付け、車輪が完成すると、右側には、多段ギア(この写真のハブでは7段ギア)が付く。
最初に、ギア側のスポークから組む。その組み方は、前輪のサイトをもう一度見て欲しい。
注意することは、最初のスポークはハブのフランジの外側から出ているものを選び、6本組ならば選んだスポークから6本目のフランジの内側から出ているスポークと交差させること。(8本組ならば8本目)他は前輪と同じ手順。実は細かいことがいろいろあるのだけど、文章では説明しにくい。
仮組終えた前輪と後輪を振れ取り台(ツールボックスのサイトを見て欲しい)に乗せて車輪を完成していく。経験と根気の要る作業なので、現在説明するのは少し難しいので後日、いろんな表現を駆使して説明する予定。これができれば、「自転車屋として飯が食える」といっても良いくらいのものなので、お待ちいただきたい。なかなか画像と文章では説明するのが難しく。いろいろと工夫しなければご理解いただけないかもしれない作業だ。手取り足取りでもできない人もいるぐらいだ。とりあえず「前後車輪が完成」。組み方もスポークテンションも芯出し自画自賛。
新しいタイヤチューブを装備してこのステージは完成。

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