〜 怪女優列伝 〜


女優さんの条件としては「美」「品格」「演技力」「カメラ映り」「カリスマ性」などありますが、わたくし的な
映画鑑賞歴からみて、ブスのくせして主役に近い目立ちっぷりをみせた怪女優さんたちを拾ってみました。
いろいろ論議はありますが完全独断で偏見はいってます。



ベティ・デイヴィス   Betty Davis



主役のアン・バクスターの扱いがこんなに小さい
美貌より個性が優れりの典型。
映画ではアンが意外な役回りを演じる。

左は「イヴの総て」の時のポスター。
この女優、美貌とはニュアンス違うのですがカリスマがあります。
「イヴの総て」「ジェーンに何が起こったか」などの
印象が強烈で、そこにいるだけでホラー。
80年代にベティ・デイヴィス・アイズ(Betty Davis eyes)
という曲が流行ったくらいで目に特徴あり? 
唇の曲がりっぷりもバカにできません。ひん曲がってる。
毒舌と早口もかなりのもので、世の中を斜にかまえてというのか後ろから見ているダークな印象が
マニア受けするのかも。
最近ではケイト・ウィンスレットがベティの域に近づきそうですが、
まだまだ甘ちゃんですね。ケイトは個人的にタイタニックみたいな純情お嬢様路線でなく、
あの曲がり口とドギツイ目を生かしてホラー化したほうが面白いと思います。
(ピーター・ジャクソン監督の「乙女の祈り」みたいに)

   


キャシー・ベイツ   Kathy Bates


「ミザリー」での登場はディープ・インパクトでした。
鼻を歪めてブゥブゥと豚のマネしてみせる演技など、そんじょそこらの女優さんにはできません。
しかしその後、いいオバチャンになって家庭的な印象に。
昔のシェリー・ウィンターズ(ポセイドン・アドベンチャーなどの)みたいになってるのが残念ですが、
浮沈艦のようなドッシリした存在感は相変わらず。
この人が出てくると、船も主役も作家も食ってしまいます。
「ウォーター・ボーイ」ではセルフ・パロディをやってましたが、さすがですね。
アダム・サンドラーがただのガキ役者に見えました。
キャスリーン・ターナー、ケイト・ウィンスレットと並んで、刃物が似合う女優さんでもあります。
   


「魔女顔三羽烏」
シェール     Cher
グレン・クロース   Glen Close
アンジェリカ・ヒューストン      Anjerica Houghston

この三人、同人物・・・いや別人とは
思えないほどよく似ている。
映画での役柄も似ているのだが、
共に名女優。

グレン・クロース、シェールはオスカー主演、アンジェリカ・ヒューストンはオスカー助演をそれぞれ取っている。
よくみればグレン・クロースは薄い顔立ち。
シェールはやたら濃くて「月の輝く夜に」では、ニコラス・ケイジと暑苦しい共演。
アンジェリカ・ヒューストンは名匠ジョン・ヒューストン監督の娘でジャック・ニコルソンの元ワイフでもある。
いずれも日本人ウケしにくい顔ですが、
魔女をやらせたら天下一品。
鷲鼻で顔や手足が長いのが魔女の必須条件(笑)
それぞれコスチュームを赤、紫、黒でまとめているのが面白い。



クリスティナ・リッチー   Christina Ricci

 


このコーナーにこの女優を出すのは気が重いけど、大ファンの一人としてやはり登場させます。
まぁ美貌ですよね・・・。目鼻立ちが可愛くて。でも以前の主演女優クラスからいえば天災並の異常進化!
いや女優部門での突然変異現象!
昔だったら(10年前でも)この顔では絶対にスターになれなかった!
痩せ型で鼻が高くてスマートという美人女優のグローバル・スタンダードを一人でぶち壊した、現代のセックス・シンボルです。
ぼってりした体つきでダルそうにダンスする「バッファロー66’」での彼女には痺れます。
スリーピー・ホローでは体重を10キロは落として金髪のお嬢様に変身。鮮やかですね。


 

 

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