前のページへ戻る トップページへ    


 「伝説の大地」 

 

そこには誰もいないと云う

見たこともない花が咲き

見たこともない動物達がいると云う

そんな大地が、この世の何処かにあると云う

 

何時から伝えられているかも分からない言い伝え

 

食べたことのない果実が実り

飲んだこともない水が涌き出ると云う

そんな大地に思いをはせる

 

辛く、苦しく、何もかも嫌になったとき

心は何時しか、そんな大地を夢見てる

 

一人では生きられぬと知っていても

一度は行ってみたいと思う

 

誰もいないと云う

伝説の大地へ


前の詩 前のページに戻る 次の詩