*淡路城訪問記*

2005.5


 淡路城は淡路島の播磨灘沿いの中程にある一宮町に有り、海を見下ろす段丘上に聳える三層の天守が目印になっています。
 この年の正月にへりおすさんが訪れた時には台風の被害により休館中でしたが、GWには復旧して開館していました。

 なお、この淡路城は古来の城とはあんまり関係無く、個人が造営した施設で主に美術館になっています。
 その為?県道からの入り口には芸術的な石像”将軍像”(朝鮮・李朝時代の王稜に多く見られるらしい)が両脇で歓迎してくれたり、

 城への登り口には海駝(これも李王朝の王稜に多く見られるらしい)が居たりします。

 城へ登る石垣は、城の石垣としてはそれほど本格的なものでは無いようです。

 城門を過ぎて右側に斜面沿いに登り、左に折れて直ぐの辺りに、土産物などの売店が有り、そこから少し行くと斜面側に”城下茶屋瑞庵”が建っている辺りから正面に天守が見えてきます。

 三層の層塔式天守で、派手過ぎず実直な形状になっています。

 天守の陸側正面には玄関が付いています。
 天守内部は一階が甲冑など古美術品の展示で、二階が座敷風になっています。表面的には木造風で、かなり太い柱なども見えているのですが、もしかすると木造では無いかも知れません。

 天守の先はやや下がった地形になっていて、庭園が広がっています。
 この庭園を始め城内はキレイに整備され、快適な空間になっています。なお、お客さんは私が居た間には2〜3組だったでしょうか。

 庭園の縁には単層の”銀翠集古館”が有って、古い仏像などの古美術品が展示されていました。
 その横に立っていた淡路城の碑は”亀趺”という高句麗などで良く見られるタイプのものらしいです。

 庭園の奥には二層の隅櫓+多聞櫓風の建物”萬翠美術館”が有り、これは神戸の美術家”堀江 優”氏の作品を展示する美術館になっています。

 外観は完全な城郭風ですが、内部は洋風で、美術館らしくなっています。
 ところで、この堀江 優氏の作品ですが聖書をモチーフにした作品が主(というかそれしか無かったかも)で大作などが、これでもかという具合に並んでいるのですが、人物の描写がデフォルメが効いているというか、正直なところ正常な人間に見えないもので統一されていて、インパクトが有るというか見る人によっては気持ち悪いと感じるかも、という塩梅です。
 一人の作品を多く見るのは興味深い事では有るのですが・・・

 戻る途中、売店で淡路城ポストカードを買ったら、おまけに拓本をもらいました。

あやしい城に戻る