*琵琶湖文化館見物記その2*

2005.2


 名神高速道路を大津インターで下りて、膳所城の近くのあやしい城を見に行く途中で、多少時間の余裕が有ったので、そういえば琵琶湖文化館をじっくりと眺めた事が無かったな、と思いつき寄ってみる事にしました。

 琵琶湖文化館(の建物)は昭和36年に建設された三層五階建ての城郭風の鉄筋コンクリ建築物です。以前は水族館や室内プールなども存在したようですが、現在は近世以前の文物の展示や、各種特別展示などが催されているようです。

 という訳で、あらためて琵琶湖文化館を眺めてみると・・・


<湖岸側からの全体像>

 これは・・・
 もの凄くカッコイイ建物ですねぇ・・・

 琵琶湖に浮かぶ城、というロケーションも素敵ですが、リアルな天守を目指さずコンクリの質感・造形を重視した重厚な佇まいは、昭和の天守の一つの頂点と言っても過言では無いような。


<東側の岸から>

 というわけで、色々な方向から観察しようと琵琶湖文化館の周りを歩き回ります。

 しかし、どこから見ても素敵。
 天守側も当然良いですが、逆側の八角形の部分も、要塞っぽくて良い感じです。


<西側から見た様子>

 そうして、歩き回っているうちに結構時間が経ってしまい。中に入るのはまた次回という事にしました。


<天守として見ればややずんぐりしてます>

 なお、かつてはクルクルと回っていたという屋根の上のオニヤンマですが、前回の画像が不鮮明だったので、望遠で撮って拡大してみました。
 造形はなかなか本格的ですが、材質は何なのでしょうね。


<オニヤンマ正面>


<オニヤンマ側面>

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