*現存天守その2*


彦根城天守(滋賀県彦根市)
彦根城天守は1606年に建てられました。
その建築には大津城の天守を解体した材料が使われました。
そのせいも有って、無理の有る高覧になったりしています。

小規模な天守なのに、破風とか派手にしすぎのような気がします。

姫路城天守(兵庫県姫路市)
姫路城天守は1609年に建てられました。
五層の大天守と三基の三層小天守が方形を造る天守群は、日本の城郭建築の白眉と言えます。

松江城天守(島根県松江市)
松江城の天守は1607年に建てられました。
二層の大屋根が特徴的な武骨な佇まいを見せています。

備中松山城天守(岡山県高梁市)
現在の天守は1681年頃に建てられたものです。それ以前にも天守が存在した模様です。

現存で唯一の二層の天守ですが、岩盤の上の天守台に建つ姿はかなり立派です。
平成15年の春まで修繕工事中です。

−参考図書:名城の天守総覧(学研)−


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