八幡での恐怖体験

*以下の記事は伏せ字を多用してますが、察して下さい。

 九州自動車道から見えたあやしい城を探索するために、小倉から国道3号を西に、国道200号に入って南に向かいました。大体の場所は見当をつけていたので、走りながらそっちを見ていたのですが発見できず、九州自動車道との交差が近付いたため、右に折れて入っていきました。少し行くと二階建てで屋上が駐車場になったディスカウントストアを発見したので、位置の確認の為に入り、下の駐車場が空いているのにわざわざ二階の方に駐車して屋上からそっちの方向を眺めて見ると、有りました、確かに立派なあやしい城が。地図を見ると北の方向に寺や神社が有るのでこの辺が絡んでると見当をつけさらに進んで見ました。
 新幹線の高架を潜り筑豊鉄道の○○駅南の信号を右に行って見ると、かなり細い道で、見通しが悪く周りを見る余裕は余り有りません。東に来すぎたかな、と暫く行って神社の高台から西の方向を眺めて見るが何処にも見あたりません。あらためて地図で観測地点から方向を確認するとどうもずれているようです。来た道を戻り今度は○○駅南の踏み切りを渡って北西に走っていくと。

 発見しました、これは・・・周りにお墓が有るしお寺か?車を適当な所に路駐して歩いて見に行くと、建物的には三階建てで、普通の家にしては大きいけどそれ程非常識な大きさではない。じゃ何故巨大に感じるかというと、土台が高いんです、普通の三階建て分位の高さは盛土してあって併せて六階建て位の高さになっています。
 門と思われる部分(陽明門っぽい装飾)には特に看板らしき物は見当たりません、が、その横辺りから隣の区画(も同様に盛土してある)に橋が掛けられ車道を跨いでいます。
 天守が建つ区画の周りを一周してみると、仏像が多数建っているんですが、南側に変なものが・・・青く塗られた自由の女神像です。この辺で、どうやらこの物件はトンデモ系ではないかという予感がふつふつとしてきました。橋でつながっている区画の入り口を見ても特に看板は有りません、が、そこでふと横を向くと少し離れた所に怪しげな塔と観音像が見えました。


<天守を見守る自由の女神>

*余談ですが、九州北部を走っていて中古車屋さんの店頭に立つ自由の女神像を多数見ました。この像もその辺りから持ってきたのかも知れません。
 あちらはもしかしたらお寺かも知れない、と向かってみましたが、盛土された土台と陽明門っぽい入り口で看板は無しと、明らかに同一人物の作品と思われます。こちらはお寺の本堂らしき建物と二重の宝塔らしきものと高さ15m程度の観音像が有りました。この辺で段々気分が悪くなってきたんですが、そこから車に戻ろうと振り向いたら・・・まだ有るの?もう勘弁して下さい。


<良く見ると障子がかなり破れてます>

 一見、ごく普通の四階建てのビルなんですが(ていうか昔はそうだったのでしょう)壁が緑っぽいタイルで埋め尽くされています、そして周辺には自分で建てたと思われる記念碑みたいな物が多数有り(この辺はうんざりしてたんで、正確に覚えてません)庭への入り口は二階建ての変な門になっていて二階には窓の内側に障子が見えるのですが、大半が破れた状態でした。その横には田舎に良く立ってそうな警官の人形が何故か白っぽく塗られて立ってました。
 そして、これらの物件の元凶と思われる方の苗字が・・・ビルの上に電飾の看板で○○○(伏せ字です)とデカデカと踊ってます。

 まだ、探索すればいろいろ見つかりそうだったのですが、ここまで来ると正直言って怖いので、退散しようと車に戻りその横の家の表札をなにげなく見ると・・・

 ○○○さんですか!!!もしかして、この辺一体が○○○さん一族なんですか!!!

 脱兎のごとく逃げ出したので有りました。

 すみません、マジで怖かったんですが・・・・

なお、この記事は他言は無用ということで・・・