R9実装当初に選択したビルドから、ひっそりと二度のビルド変更を経ているメルゲンちゃん。最初の変更はこちら:

オーソドックスなクォ鷹メルですね。メルゲンC2も対ボス火力高いし、トリプルショットのC2特性もむちゃくちゃ強いしで、気に入ってはいたんですが、ソロでチャレンジ5段階をクリアしたいとなると、やはりファルコナーはC3まで取りたかった……。まあメルゲンC2もR10解放されたら取れますしね。順番が変わるだけのことです。

以下、主なスキルの使用感:

デプロイパヴィス
ソロチャレンジできわめて有用。設置時のノックダウンで距離を稼ぎつつモブを一ヶ所にまとめることができ、さらには被弾も減らしてくれます。
スキャッターカルトロップ
攻撃、足止め、囮に使える便利スキル。ボスも含めて飛行型に当たらないのが難点。
ランニングショット
格下の乱獲に便利。なにより素早く走りながら矢を連射するのは単純に楽しいです。ただ、このスキル単体では大した火力がでないため、適正レベル帯のマップでは主力スキルのCD穴埋めに使う程度。

クォレルシューターといえばランニングショット、というイメージでしたが、実際に使ってみると有用性という点では、むしろ盾とまきびしがメインでしたね。いや、狩りや対ボスではランニングショットしている時間はかなり長いんですけど、それはランニングショットが強いからというより、他に使える攻撃がないからで、まさに穴埋め用。

サークリング
かつてほどの圧倒的効果はないものの、移動しながら効果を発揮できるようになり利便性は向上。装備や食事バフで広域攻撃比率を上げておけば、チャレンジ高段階などの極端にモブ数が多い状況以外では、とくに困ることもない感じ。
フェーザント
C2特性により、適正レベル帯のマップでもオーバーキルが乱舞する高火力スキルに。快感。C3特性で集敵効果も追加され、このスキルで倒しきれなかった場合でも追撃で殲滅や拘束が容易になります。使用から攻撃発生までのタイムラグがけっこう長いのが難点。
ソニックストライク
これ単体ではCDが長すぎて微妙ですが、C3スキルのファーストストライクにより一転して主力スキルに。ファーストストライクとルーストによる威力向上も含めると実質的にはかなりの高倍率であり、それを継続的にばらまけるのは強力です。デバフ効果もチャレンジで有用。
エイミング
すばらしく有用。範囲の拡大により、より遠くからより多くの敵に攻撃を当てられる上に、アローレインなど一部スキルはエイミングによって爆発的に火力が向上します。チャレンジ7段階でエイミングとサークリングを合わせたところにアローレインを撃ちこむと、画面全体に滝のようなダメージ表示がでて気持ちいい。

ビルド変更により対ボス火力は下がったものの、対集団殲滅力は劇的に向上。武器を350赤に更新したおかげもあり、期待どおりチャレンジはソロで5段階、ペアで7段階までクリア可能になりました。

ランニングショットも火力はともかく便利で楽しいし、変更後のビルドには満足していたのですが、韓国で実装された10次バランス調整でレンジャーが大幅に強化されたという情報が。とくに常時維持可能になったステディエイムに、両手弓装備時に効果が上がる特性が追加されたと聞いては、メルゲンとしては見逃せません。

ということで、日本にやってくるのはかなり先だろうとは思いつつ、イベントで配布された期限付きのランク初期化券を使って先んじてビルドを変更しておくことに。

ぶっちゃけ現状では弱体化するのは確実と思われましたし、韓国ではアーチャー系列とクレリック系列の改変と同時に、チームごとに2個のランク初期化が配布されたそうなので、実際にレンジャー強化が来てからビルドを変更してもよかったんですけどね。それまでに他の子のビルドにも変更したい部分が出るかもだし、強化後のレンジャーを使ってみてしっくりこなかった場合に他のビルドを試す可能性も考慮すると、限られた初期化の機会を無駄にせずに使っておこうかなと。

さて、実際にビルドを変更してみた結果……ソロチャレンジはめちゃくちゃきつくなりましたー! いやもう、びっくりするぐらい被弾がきつくなりまして、変更当初は4段階目あたりからすでに逃げ撃ちを余儀なくされる始末。盾とまきびしが役に立っているとは思っていましたが、まさかこれほど一気にきつくなるとは想定外でした……。まあクリアはできるんですけどね、いちおう。

が、やらかしてしまった感に頭を抱えながら打開策を考えていたところ、光明が見えました。バラージのノックバック特性です。……うん、一般的にはとっちゃだめな特性と思われているアレです。実際、普通に狩りをする上では邪魔以外の何物でもないんですが、これがソロチャレンジではすごく有用。

デプロイパヴィスのノックダウンで至近距離に湧いたモブを弾き出していたところを、ノックバック特性付きのバラージで代用。パヴィスが直線的にモブをノックダウンさせるのに対して、バラージでは放射状に吹き飛ばしてしまうという欠点はありますが、もともとモブが自然に密集する位置を選んでやっているわけなので、効率は落ちますがなんとか……。

バラージには攻撃をブロックしたり囮になる効果こそないものの、それ自体がそこそこ火力のある範囲攻撃であり、デプロイパヴィスよりもCDが短く取り回しがいいので、完全な下位互換とはいえません。もっとも、まきびしの代用はないですし、5段階クリアの所要時間はクォC3経由のころより遅くなっているのはたしかですが……。

まあ所要時間は悪化したものの、なんとかソロ5段階、ペア7段階クリアの安定感は取り戻せました。ソロレイドの所要時間はビルド変更前と比べて目立った差はなかったので、たぶんレンジャー強化後はレンC3経由のほうが少なくとも火力は高くなると思います。