オウガバトル・サーガ 外伝
「ローディスの騎士」
The Knight of Lodis
 
《第3章/Aルート 落日のあと》
 オープニング 

レクトール・ラスナンティを追ってラーヌンクルス地方に入ったアルフォンスたちは、何度かの苦戦を
のり越えオストレア城を陥落した。
 
領主ナリス・バトラールによる実兄、すなわち前領主暗殺の真相、十数年前に死んだはずの姪、
マリーシアにとりついていた悪霊など、城内は一時混乱にみまわれたが、迷信ぶかいラーヌンクルスの
人々は城にすくう悪霊を祓ってくれた客人として、アルフォンスたちを手あつく歓迎したのであった。
 
また、アルフォンスらと同行していた前領主ウィリアム・バトラールの長女イナンナの存在は、辺境の人々の
心を落ち着かせるのに一役かった。
アルフォンスたちは、消息を絶った領主ナリスの行方を追う一方、オストレア城を本拠地として、
島の歴史や伝承、バトラール家に関する情報の収集を行い、聖槍との関連を調べていた。
 
途中より道を違えはしたが、友人レクトールを失ったアルフォンスの悲しみは深かった。
しかし、彼の死の事実がフェーリス公国に伝われば、実父であるフェーリス公爵が何らかの措置を
取ることは容易に想像できる。
アルフォンスに残された時間は多くはなかった。
 
そんな最中、新しい年が明けた。
久方ぶりの青空が広がった冬の日、領主ナリスの足取りをつかんだアルフォンスたちは、その跡を追う
準備に急かされていた。
 
漆黒の欠片をもって逃げたナリス・バトラール。
領主に助力していた謎の双子の魔術師。
力を失ったという聖槍ロンギコルニス。
少女マリーシアに憑依していた謎の悪霊…。
 
全ての謎を解明するために、アルフォンスは雪深い北の山脈に向かう。
そこに、何が待っているのだろうか…

 
オウガバトル・サーガ 外伝
「ローディスの騎士」
The Knight of Lodis
 
《第3章/Bルート 落日のあと》
 オープニング 

友人レクトールを追ってラーヌンクルス地方に入ったアルフォンスたちは、城主ナリス・バトラールを倒し、
オストレア城を陥落した。
 
ナリスが、領主の地位を得るために実の兄を殺害したことや、十数年前に死んだはずの姪、マリーシアに
とりついていた悪霊など、城内は一時混乱にみまわれたが、迷信ぶかいラーヌンクルスの人々は
領主を惑わしていた悪霊を祓ってくれた客人として、アルフォンスたちを手あつく歓迎したのであった。
 
また、アルフォンスらと同行していた前領主ウィリアム・バトラールの長女イナンナの存在は、辺境の人々の
心を落ち着かせるのに一役かった。
漆黒の欠片を手に入れたアルフォンスたちは、オストレア城を本拠地として、島の歴史や伝承、
バトラール家に関する情報の収集を行い、聖槍との関連を調べていた。
 
漆黒の欠片から発せられる光は常に一つの方向を指し示していた。
その光の先には、島の北部の山脈、ウルトゥル山脈とトゥルドゥス山脈がそびえている。
奇しくもこのおり、かの地の近辺では魔族や天使といった人外なる者たちがたびたび現れるように
なっていた。
この島で何かが起こりつつある… 誰もがそのことを感じていた。
 
そんな最中、新しい年が明けた。
久方ぶりの青空が広がった冬の日、アルフォンスたちは、北の山脈へと向かう準備に追われていた。
 
大天使の声を聞いたと言ったナリス・バトラール。
領主に助力していた謎の双子の魔術師。
力を失ったという聖槍ロンギコルニス。
少女マリーシアに憑依していた謎の悪霊…。
 
全ての謎を解明するために、アルフォンスは雪深い北の山脈に向かう。
漆黒の欠片が放つ光の指し示す先へと…

 
 
 
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