ポーランド/ブドリク労働者からの国際アピール
ストライキ労働者に対する緊急支援が必要
                                
クリストフ・ラバズ

 KWKブドリクのストライキ委員会は、ストライキに入った労働者の名において、全勤労者に対し支援のアピールと共に助力を求めている。
 ブドリク炭坑では、2007年12月13日以来抗議の行動が続いている。この抗議は、ハンガーストライキをもって始まり、12月17日に労働者は、無期限ストライキの開始を満場一致で決定した。ブドリク鉱山労働者達は今、ヤストレブスカ石炭会社の被雇用者の水準に等しい賃金支払いを要求している。ブドリク鉱山は今その会社の一部となっているのだ。ブドリクの鉱山労働者は他の従業員と等しく扱われたいと思っているに過ぎない。彼らは、二倍の生産性を上げているにもかかわらず、全鉱山産業の中で最低の賃金しか手にしていない。
 ブドリクの経営陣は集団的労働契約の枠組みにおける交渉をこれまで引き受けてこなかった。それ故彼らはこの間ずっと法を破ってきたのであり、それが鉱山労働者の間の緊張を高めてきた。我々は、全ての勤労民衆に対して、我々の抗議に対する支援のアピールと共に助力を求めている。我々は今、ストライキ労働者に対する資金援助を求めている。経営者は、彼らにストライキの停止を経済的に強制しようと試みているのだ。我々は屈服するつもりはない。しかし打撃を受ける可能性にさらされている者は、我々の家族であり我々の子供達だ。彼らは生きるための経済的手段の欠乏に脅かされている。今日彼らが我々を打ち負かすことがあれば、その後では、今度はあなた達を打ち負かす可能性を彼らは手にするだろう。
 労働者の国際的連帯が空虚なスローガンではないことを証明しよう。ストライキ労働者の家族に対する経済的支援の用意のある諸個人、諸組織は、以下の口座への支払いを(口座名省略―編集部)。
*筆者はKWKブドリク鉱山の自由労働組合「シエルピエン80」指導者。労働組合の工場委員会議長であった2005年に起きた彼の解雇は、国際的な抗議を巻き起こした。(「インターナショナル・ビューポイント」電子版2月号)

【関連】ポーランドラジオのレポート
ケン・ローチ、ポーランドの鉱山労働者を支援

 イギリスの映画監督、ケン・ローチは、シレジアのブドリク炭坑の鉱山労働者を支援する声を上げた。この労働者達は賃金を巡る争議としてストライキ行動に再度訴えている。
 ローチは、労組のストライキ基金に拠出するつもりだと公表した。この国際的に評価の高い監督は、ブドリクで抗議に立ち上がった鉱山労働者達に宛てた手紙の中で、この闘争は世界中の労働者の利益に奉仕している、と書いている。
 ケン・ローチは、社会問題と政治的活動への関わりで知られている。「それは自由な世界」(2007年)という最近の彼の作品は、イギリスにおける中・東欧移民の艱難辛苦を描いている。ポーランドのEUへの加入後にそこにたどり着いた彼らは、低賃金と規制のない雇用の下で働いている。
*国有のポーランドラジオは、上記レポートを1月15日に放送した。(「インターナショナル・ビューポイント」電子版2月号)



 

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